マダガスカルジャスミンの育て方!花後の管理や挿し木のコツを紹介!

マダガスカルジャスミンの育て方!花後の管理や挿し木のコツを紹介!

甘い香りと白い小花がかわいいマダガスカルジャスミンは、つる性の熱帯植物です。暑さに強く春から夏にかけて長く花を咲かせる育て方のポイントは、剪定と日当たりそして肥料の与え方の3つ。マダガスカルジャスミンの育て方と併せて、冬越しや増やし方のコツも紹介します!

記事の目次

  1. 1.マダガスカルジャスミンとは
  2. 2.マダガスカルジャスミンの育て方
  3. 3.きれいに咲かせる日常管理のポイント
  4. 4.花後の管理と冬越し
  5. 5.植え替えと剪定・挿し木での増やし方
  6. 6.マダガスカルジャスミンの毒性について
  7. 7.まとめ

植え替えと剪定・挿し木での増やし方

マダガスカルジャスミン
Photo by troymckaskle

鉢植えで育てるマダガスカルジャスミンは、1〜2年に1回の植え替えがおすすめです。花芽を作り枝数を増やす剪定と、植え替えの時期と方法についてわかりやすく解説します。剪定枝を使った挿し木での増やし方についても、併せて紹介します。

植え替えのタイミング

鉢植えにしたマダガスカルジャスミンの根が、鉢の底からはみ出しているようなら植え替え時です。植え替えの時期は、3月下旬〜5月初旬をおすすめします。マダガスカルジャスミンは、古い枝には花芽をつけません。植え替えと同時に思い切って剪定して、枝数を増やし花をたくさん咲かせましょう。

植え替え手順

植え替えイメージ

出典:写真AC

【用意するもの】
元の鉢と同じサイズかそれよりも一回り大きい鉢、鉢底ネット、鉢底石、観葉植物の土、土入れ、ビニール手袋、園芸用ハサミ
【剪定と植え替えの手順】

  1. 鉢から支柱ごとマダガスカルジャスミンを抜く
  2. 株元から葉っぱを5〜6枚残して(20cmぐらい)剪定する
  3. 支柱から外して、古い土を落とす(5〜6割)
  4. 根を整理して、新しい土で植え付ける
  5. 水やりして、明るい日陰に置く

挿し木での増やし方

剪定したつるを使って、挿し木にして増やしてみましょう。挿し芽・種まき用の土で、用土を乾かさないように明るい日陰で育てます。発根促進剤を使うのもおすすめです。2年目以降、花を咲かせるようになるでしょう。花が咲いた後で稀に実(タネ)をつけることがありますが、発芽率が悪く成長に時間がかかりすぎるので、タネからの増やし方はおすすめできません。

マダガスカルジャスミンの毒性について

剪定や植え替えはビニール手袋をつける

マダガスカルジャスミン
Photo by troymckaskle

マダガスカルジャスミンには毒性があります。動物に食べられないようアルカロイドという成分が、花実・葉・茎・根に含まれていているからです。植物の樹液は肌に付くとかぶれたり、服に付くとシミになったりします。植え付けや植え替え、剪定をする時には樹液に触れてしまう可能性があるので、ビニール手袋をつけて作業しましょう。

子どもやペットにも注意

特に小さなお子さんやペットのいる家庭では、誤って口にしてしまうことがあるので、十分な注意が必要です。アルカロイドを多量に摂取してしまうと、神経や呼吸器に麻痺を起こしてしまいます。危険性を理解した上で、置き場所や飾り方に工夫して事故を防ぎましょう。

まとめ

出典:写真AC

白い小花と独特の甘い香りが特徴の、マダガスカルジャスミンの育て方を紹介しました。花を咲かせるためには、毎春の剪定が欠かせません。日頃のお世話のコツを掴めば、花と香りがより長く楽しめます。秋から冬にはおしゃれな観葉植物として、インテリアコーディネートにプラスしてみましょう。

オ ダ マ キ
ライター

オ ダ マ キ

こんにちは!花とグリーンが大好き!3匹の猫と美味しいものと、豊かな自然に恵まれた信州在住の元 園芸店員ライターです。どうぞ、よろしくお願いします★★★

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