西洋ニンジンボクの育て方！施肥・剪定の時期や仕立て方のコツを紹介！

西洋ニンジンボクの最適な植え付け方や、必要な用土、肥料など西洋ニンジンボクの育て方を紹介します。育て方のポイントを押さえて、西洋ニンジンボクを健やかに育てましょう。

西洋ニンジンボクを植え付けは、真夏と真冬を避けることをおすすめします。3月～4月の間または9月下旬～11月の間に行うのが最適です。植え付けるときは、日なたがよいでしょう。冬に寒風が当たらない場所での植え付けが望ましいです。

西洋ニンジンボクは、基本的にどのような用土に植えても問題なく育ちます。しかし、乾燥しすぎている場所を嫌うのため水分が少ない砂地は避け、保水性の高い用土に植えましょう。砂地しかない場合は、堆肥や腐葉土を購入し、砂地にたくさん混ぜてください。

西洋ニンジンボクを鉢に植えて育てる場合は、市販の培養土で十分です。土の通気性をよくするために、鉢底には鉢底石を入れておきましょう。

西洋ニンジンボクは乾燥気味の環境を好むため、頻繁に水やりをしなくても問題ありません。雨が降らない日が続いた場合のみ、水やりをしてください。鉢植えの場合は、乾燥のしすぎに注意しながら様子をみて水やりをしましょう。

西洋ニンジンボクにおすすめの肥料は、1年を通してゆっくり溶けていく緩効性肥料です。1年かけて溶けるため、植物に栄養が行きわたりやすく、花数の増加や強化が期待できます。鉢植え・地植え、どちらも緩効性肥料が最適です。

西洋ニンジンボクは、植え替えがとても難しい植物です。西洋ニンジンボクは根があまり強くないため、移植を好みません。地植えの場合は植え替えを控えましょう。庭植えの場合は、よく考えて植え付けてください。

西洋ニンジンボクを植え替えるのに最適な時期は、3月～4月の間です。西洋ニンジンボクを植え替える際は、植え替える前の鉢より一回り大きな鉢を用意してください。西洋ニンジンボクの根は傷つきやすいため、注意しながら植え替えましょう。植え替えた後は、植え替えた鉢の中に腐葉土を多めに入れてください。