オルベアの冬越し
オルベアの冬越しは、なるべく明るく暖かい場所で乾燥気味に管理することが大切なポイントです。アフリカ原産のオルベアにとって日本の冬は非常に厳しい季節といえるでしょう。かならず室内で5℃以上をキープするよう心掛けてください。また過剰な水やりは根腐れの原因になるだけでなく、耐寒性を弱めてしまうことにもつながるので注意しましょう。
オルベアの増やし方
オルベアは挿し芽(挿し木)で比較的簡単に増やせます。花後に種を収穫して発芽させることもできますが、自家受粉しにくく難易度は高めです。上級者の方はチャレンジしてみても面白いでしょう。ここでは初心者の方でも成功しやすい挿し芽の手順を解説します。
挿し芽
挿し芽に適した時期は春と秋ですが、発根後の管理のしやすさを考えると春に行うのがおすすめです。具体的な挿し芽の手順は、
- 分岐した枝(芽)をくびれた部分から切り取る
- 日陰で数日間乾燥させる
- 土に挿す
まとめ
オルベアの栽培では根腐れや徒長を防ぐための環境作りと水やりの仕方が重要です。最適な環境と水やりのコツさえつかめれば、初心者の方でも手間をかけず長く育てられるでしょう。オルベアは非常にマニアックな多肉植物でありながら、比較的手頃な価格で入手できることも魅力です。個性的な姿や生態を、ぜひご自宅で楽しんでみてください。