オルベアとはどんな多肉植物?品種・種類や基本的な管理の仕方を紹介!

オルベアとはどんな多肉植物?品種・種類や基本的な管理の仕方を紹介!

オルベアとはどんな多肉植物なのかご紹介します。サボテンに似た姿のオルベアは、近年人気が高まっている多肉植物のなかでもマニアックな存在です。オルベアの特徴や種類のほか、基本的な育て方や冬越しのポイントなどをわかりやすく解説します。

記事の目次

  1. 1.オルベアとは
  2. 2.オルベアの特徴
  3. 3.オルベアの種類
  4. 4.オルベアの育て方
  5. 5.オルベアの冬越し
  6. 6.オルベアの増やし方
  7. 7.まとめ

オルベアの育て方

オルベアは見た目に反してとても育てやすい植物なので、初心者の方にもおすすめです。残念ながら知名度が低く流通量も少ないため、園芸店などで見かけることはまずありません。ビザールプランツ(珍奇植物)を専門に扱っているショップを訪れるか、インターネット通販を利用しましょう。価格は3~3.5号ポットで1,000~2,500円程で販売されています。

育て方①置き場所

オルベアは1年を通じて明るい半日陰での栽培が基本です。日当たりのよい環境を好む性質ですが、強すぎる直射日光は株を傷める原因になるので注意しましょう。蒸れや根腐れを防ぐために空気の流れがあったほうが望ましいですが、エアコンの風は直接当てないようにしてください。

夏は半日陰

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夏は明るく風通しのよい半日陰で管理しましょう。日中の強い日差しに当てないことが基本ですが、逆に日照が不足すると徒長しやすくなってしまいます。成長の様子を観察しながら最適な場所を見つけてください。また蒸れやすい季節なので、なるべく空気の流れを確保してあげましょう。

冬は室内

フリー写真素材ぱくたそ

オルベアは気温が5℃以下になると枯れてしまうため、冬は明るい室内で管理します。冬の間はあまり半日陰にこだわらず、たくさん日に当てても大丈夫ですが、窓際などでの冷え過ぎには注意してください。なるべく一定の明るさと温度を維持できる場所で冬越しさせましょう。

育て方②用土

オルベアは根腐れを起こしやすいので、水はけのよい用土で栽培します。初心者の方は市販されている多肉植物用の培養土かサボテン用培養土を使うとよいでしょう。自分でブレンドする場合は赤玉土や鹿沼土をベースに、軽石の小粒などを混ぜてください。

ポイント

  • 水はけのよさは鉢のサイズや素材によっても変わります。保水性の高いプラ鉢やサイズの大きな鉢を使用する場合には、根腐れ防止剤を用土に混ぜ込むなどの工夫が必要です。

育て方③水やり

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水やりは用土の表面だけでなく内部まで乾いてからたっぷりと行います。初めのうちは鉢の重さを確認しながら水やりのタイミングをつかむとよいでしょう。また用土に割り箸を挿しておいて、内部の湿り気を確認するのもおすすめです。冬は1か月に1~2回程度まで水やりの頻度を減らしてください。オルベアの場合は水切れよりも水やりのし過ぎに注意が必要です。

ポイント

  • 蒸れや凍結を防ぐために、夏の水やりは夕方、冬の水やりは午前中に行いましょう。

育て方④肥料

オルベアの栽培ではあまり多くの肥料は必要ありません。春と秋に緩効性(効き目がゆっくり)の固形肥料か希釈した液体肥料を与えれば十分です。肥料の与えすぎは徒長の原因になるので注意しましょう。海外では肥料をたくさん与えて意図的に徒長させる栽培方法も盛んに行われているようですが、オルベア本来の魅力を楽しむという意味ではおすすめできません。

育て方⑤植え替え

植え替えは2年に1回程度を目安に行いましょう。春か秋が適期です。オルベアはあまり頻繁な植え替えを好まない植物ですが、長い期間植え替えをせずに管理していると根づまりしやすいだけでなく、用土が劣化して水はけが悪くなってしまいます。植え替える際はなるべく根を傷つけないように、慎重に作業を進めてください。

ボタニ子

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次はオルベアの冬越しのポイントや増やし方を学びましょう。

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オルベアの冬越し

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