ミソハギとは?花期・花言葉などの特徴や手入れの仕方・育て方を紹介

ミソハギとは?花期・花言葉などの特徴や手入れの仕方・育て方を紹介

ミソハギは墓や仏壇に添える「盆花」として知られている植物で、開花時期にはフリルようなピンク色のかわいらしい花を咲かせます。水生植物としても親しまれており、池や川のほとりなど湿地に自生しているのが特徴です。そんなミソハギの育て方や増やし方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミソハギとは
  2. 2.ミソハギの育て方
  3. 3.ミゾハギの増やし方
  4. 4.ミソハギの害虫
  5. 5.まとめ

ミゾハギの増やし方

Photo by t-mizo

ミソハギは「挿し木」や「株分け」「種まき」で簡単に増やせます。どの増やし方もとても簡単で初心者でも気軽に増やせるのでぜひ挑戦してみてくださいね。それぞれの増やし方に適した時期や方法を詳しくご紹介します。

増やし方①挿し木

Photo byvjgalaxy

挿し木は5月~6月に行いましょう。剪定で切り落とした茎も使用できます。若くて健康な茎を選び、先端から10cm〜15cmほどの長さで切り取ります。下の方についている葉を取り除いてから赤玉土などの挿し木用の用土に挿してください。たっぷりと水を与えて育てると約1ヵ月ほどで発根します。

増やし方②株分け

Photo bykontakt

株分けは大きく成長した株を選びていねいに掘り起こしていきます。地下茎が連なっているので適当な部分で切り取って株分けしてください。根についている古い土を落としてから新しい用土に植え付けていきます。しっかりと根付くまでは水切れに注意しながら管理してください。

増やし方③種まき

ミソハギは開花時期が終わると花後に種子をつけるのが特徴です。そのため種を採取したい場合は、花をそのまま残して育てていきましょう。完全に立ち枯れて種子が黒くなったら茎ごと切り取り、種子を軽くふると中から種が出てきます。新聞紙などに包んで風通しのよい日陰で保管し、2月〜3月になってから種まきをしてください。

ミソハギの害虫

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

ミソハギは病気にかかりにくい植物のため初心者にも育てやすい植物です。害虫被害も受けにくいといわれていますが、春と秋は害虫が発生しやすい時期なので注意しましょう。ミソハギの受けやすい害虫被害は以下のとおりです。

ヨトウムシ

ヨトウムシは漢字で「夜盗虫」と表記され、昼間は土の中に隠れていますが名前のとおり夜になると土の表面に出てきて活動をする害虫です。葉を食害するため朝になると葉が穴だらけでボロボロになってしまいます。殺虫剤を散布したり定期的に葉裏に卵がないか確認したりして対策をしてください。

コナガ

コナガは葉の表皮や葉脈を残して食害するため、コナガに寄生されると葉が透けたようになるのが特徴です。成長速度が速く、繁殖力も高いので見つけたら早めに殺虫剤を散布しましょう。春と秋に発生しやすいため幼苗には害虫対策の予防剤を散布しておくのがポイントです。

まとめ

ミソハギの特徴や花言葉、育て方や増やし方などをご紹介しました。水生植物のため適度な水分を保ちながら育てるのがポイントで、庭植えだけでなく水に沈めて育てたり盆栽として楽しんだりもできる植物です。そんな魅力的なミソハギをぜひ育ててみてくださいね。

Alisa.
ライター

Alisa.

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