ダイアンサス(ナデシコ)の育て方!種まきや切り戻しで失敗しないコツは?

ダイアンサス(ナデシコ)の育て方!種まきや切り戻しで失敗しないコツは?

ダイアンサスはナデシコ科に分類される植物で、世界中に約300種類もの品種が分布しているのが特徴です。耐暑性や耐寒性が強く初心者でも育てやすいため、花壇の寄せ植えやグランドカバーにも利用されています。そんなダイアンサスの特徴や切り戻しのコツなどを紹介します。

記事の目次

  1. 1.ダイアンサス(ナデシコ)とは
  2. 2.ダイアンサス(ナデシコ)の育て方
  3. 3.ダイアンサス(ナデシコ)の増やし方
  4. 4.まとめ

ダイアンサス(ナデシコ)の増やし方

Photo bymanfredrichter

ダイアンサスは「挿し芽」「株分け」「種まき」の3つの増やし方ができます。株が古くなると成長が滞ったり、花付きが悪くなったりするため、1年〜2年ごとに挿し芽や株分けをして、新しい株で育てていきましょう。それぞれの増やし方に適した時期や方法を紹介します。

増やし方①挿し芽

Photo byvjgalaxy

挿し芽は4月〜6月か9月〜10月に行うのが適しています。4月〜6月にする場合は、剪定で切り落とした茎を使用しても構いません。花芽のついていない若くて丈夫な茎を選び、先端から10cm〜15cmほどの長さで切り取ります。下の方についている余分な葉を切り取ってから、赤玉土などの挿し芽用の用土に挿してください。発根するまでは、水切れに注意しながら育てましょう。

増やし方②株分け

Photo bykontakt

ダイアンサスの株分けは9月〜10月が適期のため、植え替えと同時に行うのがおすすめです。大きく成長した株を選び、根を崩さないように丁寧に掘り起こしてください。手で優しくほぐして、簡単に分かれる部分で株分けします。古い用土を払い落としてから、新しい用土に植え付けください。株分け後は、たっぷりと水を与えて根付くのを待ちましょう。

増やし方③種まき

Photo by frontriver

ダイアンサスは、花後の種子から種を採取して増やしていく方法もあります。種を採取する場合は、花がら摘みをしないで黒く立ち枯れるまでそのまま育ててください。完全に立ち枯れたら茎ごと切り取り、種子を軽く振って中から種を採取します。種まきに適した時期は9月〜10月のため、それまでは種を新聞紙などに包んで、風通しのよい日陰で保管してください。

まとめ

Photo byHans

ダイアンサスの切り戻し剪定の方法や特徴、挿し芽や株分けでの増やし方などを紹介しました。色や形もさまざまで、園芸品種は四季咲きのものが多いのも魅力です。育て方や増やし方も簡単で、花壇の寄せ植えやグランドカバーだけでなく切り花としても楽しめます。自分好みのダイアンサスを見つけて、ぜひ育ててみてくださいね。

Alisa.
ライター

Alisa.

よろしくお願いします。

関連記事

Article Ranking