リーガースベゴニアの特徴と育て方!切り戻し剪定方法など管理のコツは?

リーガースベゴニアの特徴と育て方!切り戻し剪定方法など管理のコツは?

華やかな花を咲かせるリーガースベゴニアの特徴や育て方、増やし方を詳しくご紹介します。リーガースベゴニアは開花期が長く、室内で育てるのに適した多年草です。バラのような咲き方などさまざまな品種があり、贈り物にも適しています。

記事の目次

  1. 1.リーガースベゴニアとは?
  2. 2.リーガースベゴニアの育て方
  3. 3.リーガースベゴニアの増やし方
  4. 4.リーガースベゴニアの種類
  5. 5.まとめ

育て方②置く場所<室内>

春から秋までの置き場所

リーガースベゴニアは日の当たる場所に置くと、花芽を多くつけます。ただし、5月中旬頃から日差しがきつくなってくると葉焼けを起こしがちです。直射日光ではなく、レースや薄いカーテン越しがいいですね。また、真夏はほとんど花芽をつけません。あまり日の当たらない風通しのいい場所で夏越しさせてください。

冬の置き場所

リーガースベゴニアは冬も同じ場所でかまいませんが、夜間の窓際は気温が低くなります。分厚いカーテンを引くか、窓から少し離れた場所に置きましょう。またエアコンなどの暖房の温風が直接あたらないようにしてあげてください。

育て方③置く場所<屋外>

リーガースベゴニアは基本的に室内栽培に適した多年草ですが、春から秋は、屋外でプランター栽培ができます。連続して雨に当たらないように玄関ポーチや軒下などに置くのがいいでしょう。真夏は風通しのいい日陰に置き、冬には屋内に取り込んでください。寄せ植えもできますが、移動させやすいように軽いプランターに植えるのがコツです。

育て方④水やりの方法

Photo byMatlachu

水やりは、土の表面が乾ききってからたっぷりします。花や葉に水がかからないように、葉を手で持ち上げて水やりしてください。ハス口(注ぎ口)の細長い水差しのようなジョーロが望ましいです。側面に穴の開いている底面給水鉢(底面潅水鉢)の場合は、その穴から水やりしますが、月に1~2度は、上から水やりをしてください。

シャワーノズルが取り外せるジョーロもありますね。使わないポットや急須で代用もできます!

育て方⑤肥料

元肥には緩効性肥料を使用します。追肥は、液体肥料を1か月に3回ほど施しましょう。量と濃度は製品の注意書きに従ってください。肥料切れをおこすと葉っぱの色が薄くなります。なお、花が終わった後の真夏の追肥は不要です。

育て方⑥花がら摘み

咲き終わって茶色くなった花や傷んだ葉は、そのつど摘み取ります。見映えが悪いだけでなく、そのままにしておくと株が密集して風通しが悪くなり、病気にかかりやすくなるからです。株もとや奥の方もまめにチェックしてください。

育て方⑦切り戻し剪定の方法

春先になると茎が長く伸びてくるので、花後に切り戻し剪定をしましょう。そのままにしておくと間のびした姿になるだけでなく、花つきが悪くなります。株もとの下葉を数枚残して剪定してください。3週間ほどで再び開花し始めるでしょう。6月の終わり頃、開花が終わったら、草丈半分ほどの位置で切り戻して夏越しに備えます。

育て方⑧病害虫対策

春から夏にかけては葉が粉をふいたように白くなるうどんこ病に気をつけてください。また湿度が高くなる時期に発生しやすいのが灰色かび病で、茎や葉が灰色に腐ったようになります。花がらや傷んだ葉を取り除き、風通しをよくすることで予防できるでしょう。また、暖かくなるとアブラムシがつくことがあるので、こまめにチェックして手で取り除いてください。

育て方⑨庭植えは?

庭植えは不可能ではありませんが難しく、季節ごとのきめ細やかな管理が不可欠です。暑さ寒さに弱く、雨に当たると花がこぼれやすいため病気になる可能性が高くなります。一年草とみなして割りきるか、冬は鉢あげするなどの工夫が必要です。挿し木で増やした株の数に余裕ができたときに、挑戦してみるといいでしょう。

ボタニ子

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リーガースベゴニアの増やし方

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