リーガースベゴニアの増やし方
挿し木(挿し芽)で増やす
リーガースベゴニアは、挿し木(挿し芽)で増やせます。節が2~3節入った茎を切り取って挿し穂を準備しましょう。切り戻した茎を使ってもかまいません。用土は、種まき・挿し木用培養土か赤玉土やバーミキュライトのような肥料の入っていない土を使ってください。挿し芽の適期は5月~6月、9月~10月頃です。
- 挿し穂は、葉を3枚くらい残して下葉を取る
- 挿す前に30分ほど水に浸しておく
- 育苗ポットに用土を入れ、挿し穂を挿す
- 乾かさないように管理し(数週間)、発根したら鉢あげする
リーガースベゴニアの種類
アールヌーボー系
「アールヌーボー」は、深い紅色の花びらに緑色がにじみこんだシックでクラシカルな印象のリーガースベゴニアです。全国花き品評会で最優秀賞を受賞して注目をあびました。花もちもよく、贈り物にも適しています。他に深紅に緑色が混じる「アールデコ」があります。
バラ咲き系
バラディン
リーガースベゴニアには、バラのような咲き方をする「バラ咲き」と呼ばれる品種があり、赤い「バルコス」ピンク色の「ボリアス」や「ビノス」などが人気です。「バラディン」は、やや小柄な株で、きれいな深紅色をしています。
黄色系
コスモノア
「コスモノア」は、愛知県で育種された品種です。同じく黄花の「セントレアイエロー」を改良した品種で、花の中心がグリーンがかった黄色になっています。生育がよく、花もちがよいのも魅力です。
ルネッサンス系
ルネッサンス・エデン
ルネッサンス系は、フリルのような花びらが幾重にも重なった咲き方が特徴で、柔らかな印象です。オレンジ系の「ルネッサンスエデン」や、ピンク色の「ルネッサンスビーナス」淡いピンク色の「ルネッサンスナナ」などがあります。開花期が長く、冬にも多く花芽をつけ、育てやすい品種です。
まとめ
リーガースベゴニアは、暑さや寒さ、日差しに対してややデリケートです。育て方は特に難しいわけではないので、一般的な管理を少し丁寧にするといいでしょう。花だけでなく葉っぱも観賞でき、なにより開花期が長くて部屋が華やぐのがうれしいですね。