リーガースベゴニアの特徴と育て方!切り戻し剪定方法など管理のコツは?

リーガースベゴニアの特徴と育て方!切り戻し剪定方法など管理のコツは?

華やかな花を咲かせるリーガースベゴニアの特徴や育て方、増やし方を詳しくご紹介します。リーガースベゴニアは開花期が長く、室内で育てるのに適した多年草です。バラのような咲き方などさまざまな品種があり、贈り物にも適しています。

記事の目次

  1. 1.リーガースベゴニアとは?
  2. 2.リーガースベゴニアの育て方
  3. 3.リーガースベゴニアの増やし方
  4. 4.リーガースベゴニアの種類
  5. 5.まとめ

リーガースベゴニアとは?

あざやかな花を咲かせるリーガースベゴニアは、球根ベゴニアとベゴニア・ソコトラナを交配させた園芸品種で、エラチオールベゴニアの名でも流通しています。「リーガー」は品種改良を手がけたドイツの育種家の名前です。開花期間が長く真夏を除いて咲き続けますが、花の少ない冬の室内に置く花として人気がでてきました。

リーガースベゴニアの基本情報

名前 リーガースベゴニア、エラチオールベゴニア
学名 Begonia Elatior
科/属名 シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)
開花時期 9月~6月
花色 赤、ピンク、白、オレンジ色、黄色など
耐寒性/耐暑性 どちらも弱い
園芸分類 多年草

リーガースベゴニアの特徴

華やかな花と分厚い葉っぱ

リーガースベゴニアは、球根ベゴニアの豪華さを受け継いでいて、幾重にも重なった花びらが特徴です。八重咲きやバラのような咲き方をする華やかな品種で、花色も赤やピンク、オレンジ、白など豊富です。水分を蓄えた葉っぱは肉厚で、観葉植物のような魅力がありますね。

開花期が長く暑さ寒さに弱い

南米の高地原産の球根ベゴニアは日が長くなると花芽をつけ、アラビア半島原産のベゴニア・ソコトラナは日が短くなると花芽をつける冬咲きの短日植物です。この2種を親にもつリーガースベゴニアは、開花期間が長い特徴があります。その反面、暑さと寒さには弱く夏越しの配慮が必要で、冬はほとんど室内栽培となります。

リーガースベゴニアの育て方

栽培カレンダー

出典:筆者作成

リーガースベゴニアは、春と秋に鉢植えやポット苗が売り出されます。鉢植えは、そのまま置く場所を決めて育て始めましょう。プレゼントされたものは、リボンや包装を解いてください。株が育っていて鉢が小さいときや、ポット苗を買った場合は植え付け(植え替え)しましょう。

育て方①植え付け・植え替え

植え付けは根鉢よりやや大きめの鉢を準備します。土は観葉植物用培養土または草花用培養土を使うといいでしょう。自分でブレンドするなら、赤玉土と腐葉土とピートモスを6:3:1の割合で混ぜておきます。緩効性肥料を施し、深植えしすぎないように植え付けます。2~3年に一度は植え替えしてください。

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育て方②置く場所<室内>

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