リビングストンデージーとは
リビングストンデージーは花壇や鉢植えで楽しめる一年草です。花色が豊富で一種類でも華やかに庭を彩ってくれます。名前にデージーとあるとおり花の形がキク科の植物に似ており、葉っぱが多肉質なことも特徴的です。これらの見た目からヘラマツバギクやサボテンギクとも呼ばれます。
リビングストンデージーの基本情報
科名・属名 | ハマミズナ科(ツルナ科)・ドロテアンサス属 |
別名 | サボテンギク、ヘラマツバギク |
分類 | 半耐寒性一年草 |
開花時期 | 4月~6月 |
草丈 | 10cm~20cm |
名前の由来
リビングストンデージーの名前は、デージーに似た花であることと、リビングストンという探検家からつけられたとされています。植物には「~に似ている」という理由で名づけられたものがよくあるため混乱しがちですが、この花はキク科ではないことをこの機会に覚えてみてくださいね。
リビングストンデージーの花言葉
リビングストンデージーの花言葉は「瞳の輝き」のほか、「賑やかな人」「華やかさ」「大成功」といったポジティブな言葉が多いです。花の華やかな印象やさまざまな色味から連想された美しさが主な由来とされ、庭を彩るリビングストンデージーをより際立たせます。
見た目どおりの素敵な言葉でぴったり!
3/12と5/7の誕生花
リビングストンデージーは、3/12、5/7の誕生花です。開花時期の春の誕生花として覚えやすいですね。ガーデニング好きの方への贈り物に、種や苗をプレゼントするのもおすすめです。花の色もまさに春爛漫にふさわしい明るいものばかりで、見る人を和ませてくれるでしょう。
リビングストンデージーの特徴
キク科の植物のような見た目のリビングストンデージーですが、デージーではありません。かつてはそれほど知名度はなかったのですが、近年春を彩る花としてポピュラーになってきました。そこでリビングストンデージーの特徴について詳しくご紹介します。
花の特徴
リビングストンデージーは別名にもあるようにマツバギクによく似た見た目をしています。マツバギクもリビングストンデージーと同じハマミズナ科です。花びら1枚ずつは細く、花径は5cmほどの大きさをしています。花色もピンクや白、赤、黄などとても豊富です。
開花時期
開花時期は4月~6月の上旬の暖かいころです。種をまいて育てる場合は秋、または春になってからがよいとされています。春のお花として育てやすく、日が当たると花が開き、陰ると閉じることも特徴のひとつです。寒さや暑さにはあまり強くありません。
次のページでは引き続きリビングストンデージーの特徴と仲間についてご紹介します!
「デージー」とは「雛菊(ヒナギク)」のことで、キク科の植物や見た目がキクに似ている花によくつけられている名前です!