サクラソウの増やし方
サクラソウの増やし方には、主に株分けと種まきの2種類の方法があります。どちらのやり方でもきちんとコツを押さえると、簡単に増やせます。ここでは、2種類の増やし方を詳しく見ていきましょう。
増やし方①株分け
株分けは、基本的な増やし方です。古くなった土から傷めないように根を取りだします。黒くなった根茎を取りのぞいていくと、自然に株が分かれていきます。取りのぞいた根茎の切り口は、処理をする必要はありません。傷まないため、そのままで大丈夫です。株分けは、植え付けや植え替えをするときに同時に行うとよいでしょう。その際に、用土に腐葉土を加えて乾燥を防ぐのもポイントです。
増やし方②種まき
サクラソウは、開花後の5月~6月頃に種子をつけます。湿らしたキッチンペーパーやティッシュペーパーに採った種を置いて、冷蔵庫で保管しましょう。種が乾燥してしまうと、発芽率が下がる可能性があるため気をつけてください。年明けの春を前に、種まきをします。種をまいたあとはしっかり水やりするのを忘れないようにしましょう。
まとめ
江戸時代から日本人に親しまれている、サクラソウの育て方や増やし方を紹介しました。ポイントをしっかり押さえると、初心者でも簡単に育てられますよ。ぜひ、栽培にチャレンジしてください。サクラソウはとても品種が多い植物です。花弁の切り込みや色、大きさや形までいろいろな種類があります。栽培を始めると、サクラソウの美しさに魅了されるでしょう。
出典:photoAC