ストロベリーキャンドルの育て方!上手な管理方法など失敗しないコツは?

ストロベリーキャンドルの育て方!上手な管理方法など失敗しないコツは?

ストロベリーキャンドルは育て方が簡単で、春にトーチ状のイチゴに似た花をたくさん咲かせてくれます。冬の花壇や畑などに植え付けてきちんと手入れをすれば、春には赤いじゅうたんを演出するほど見応えがある花です。そんなストロベリーキャンドルの育て方についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ストロベリーキャンドルとは?
  3. 3.ストロベリーキャンドルの育て方
  4. 4.ストロベリーキャンドルの増やし方
  5. 5.まとめ

はじめに

出典:写真AC

ストロベリーキャンドルはその名の通り、いちごを思わせる姿の花穂をつける植物です。花の色も鮮やかなことから、ドライフラワーとしても人気があります。花壇の彩りや大鉢に寄せ植えにして、あなたも楽しんでみませんか?ストロベリーキャンドルの育て方についてご紹介します。

ストロベリーキャンドルとは?

出典:写真AC

ストロベリーキャンドルはマメ科の植物で、クローバーとも呼ばれるシロツメクサと同族の近縁種にあたります。葉の形はシロツメクサとよく似ていますが、シロツメクサのように白い紋がはいらないため見分けやすいです。そんなストロベリーキャンドルがどんな植物なのかまとめました。

ストロベリーキャンドルの基本情報

園芸分類 草花
形態 一年草(本来は多年草)
原産地 ヨーロッパ
草丈 20~50cm
開花期 4~6月
花色 赤・白
耐寒性 普通
耐暑性 弱い

ストロベリーキャンドルの特徴

フリー写真素材ぱくたそ

夏の高温多湿は苦手

ストロベリーキャンドルはそれなりに耐寒性がありますが、霜にあたると凍害や枯死の原因になります。一方で夏の高温多湿にも弱く、夏になると枯れてしまうことから、本来は多年草でありながら一年草として扱われる植物です。またマメ科の作物には連作を嫌うものも多くありますが、ストロベリーキャンドルには連作障害がないため、毎年同じ場所に植え付けができます。

寒さに当てないと花が咲かない?

Photo by alberth2

花を咲かせるには冬の寒さも必要

霜にあたると凍害がでることがありますが、ストロベリーキャンドルは寒さに当てることで花を付ける性質を持っています。そのため冬の寒さにしっかり当てておかないと、開花期を迎えても花を咲かせないことがあるのです。

ストロベリーキャンドルはハーブの一種

Photo byErdenebayar

ストロベリーキャンドルは、明治時代に家畜の飼料用のハーブとして輸入された植物です。自生地ではたんぱく質を豊富に含むハーブとして、飼料用に広く栽培されていますが、日本ではあまり普及しませんでした。現在では観賞用のほかに、マメ科特有の「根粒菌」による窒素分補充用の緑肥ハーブとして、畑などで栽培されることが多いです。

ストロベリーキャンドルの花言葉

Photo byCouleur

ストロベリーキャンドルの花言葉

  • 【花の形が由来】胸に火を灯す / きらめく愛 / 幸運を呼ぶ
  • 【素朴さが由来】素朴な愛らしさ
  • 【そのほかの花言葉】善良 / 私を思い出して / 人知れぬ恋

ストロベリーキャンドルは、赤く燃えるトーチを連想させる花姿から、数多くの花言葉が付きました。別名を「ストロベリートーチ」とも呼ばれるだけあって、炎や灯りを連想させる花言葉が多く見られます。一方でストロベリーキャンドルはもともと雑草ともいえる植物です。そんな雑草ならではと感じられる花言葉も付いています。

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ストロベリーキャンドルの育て方

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