スカイロケットの育て方!庭木としての管理方法や剪定の仕方を紹介!

スカイロケットの育て方!庭木としての管理方法や剪定の仕方を紹介!

スカイロケットは耐暑性や耐寒性が強く、育て方も簡単で初心者におすすめの常緑樹です。葉が密に茂る性質を生かし、間隔をつめて植え付けると生垣としても利用できます。そんなスカイロケットの特徴や育て方、上手な剪定方法などを紹介します。

記事の目次

  1. 1.スカイロケットとは
  2. 2.スカイロケットの育て方
  3. 3.スカイロケットの剪定
  4. 4.スカイロケットの病気と害虫
  5. 5.まとめ

スカイロケットの育て方

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スカイロケットは4m〜5mほどまで大きく成長するため、基本的には地植えがおすすめですが、小さく剪定して鉢植えでも育てられます。縦にすらっと伸びる性質や、いつでも美しい葉をつけている常緑性の特徴を生かして、庭木やシンボルツリー、生垣などにも利用できる樹木です。そんなスカイロケットの育て方を詳しく紹介します。

育て方①環境

スカイロケットは、地植えの場合も鉢植えの場合も日当たりのよい場所で育てましょう。耐陰性がやや強いため半日陰でも育てられますが、葉の色が薄くなってしまい鮮やかな青緑色に育ちません。また、終日太陽の光が当たらないような日陰では育てられず、徐々に枯れ込んできてしまうため注意してください。

冬越しさせるコツ

Photo byArtTower

スカイロケットは寒さに強いのが魅力で、−15℃まで耐えられるため地植えでも冬越しが可能です。しかし、積雪によって枝が折れてしまう恐れがあります。しっかりと準備をしてから冬越しさせましょう。麻紐を使用して、葉や枝を外側から包み込むようにしばっていきます。上部から50cmほどの間隔をあけて、幹とくっつけるようにしばっていくのがポイントです。

育て方②用土

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スカイロケットは、排水性の高い用土を使用して育てます。市販されている草花用の培養土や、観葉植物用の培養土を使用しても構いません。自分で配合する場合は、赤玉土の小粒7に腐葉土3を加えた用土を使用してください。地植えの場合に水はけが悪いようならば、腐葉土や川砂をよく混ぜ込んで排水性を高くしてから植え付けましょう。

育て方③植え付け

Photo bysumma

スカイロケットの苗の植え付けは、3月〜4月か9月〜10月が適期です。多湿に弱く、梅雨時期に植え付けても上手に根付かない恐れがあります。地植えの場合は、苗の2倍〜3倍ほどの穴を掘り、苦土石灰を混ぜ込んでから植え付けましょう。鉢植えの場合は、30cm以上ある大きめの鉢を使用して、鉢底ネットと鉢底石を敷き詰めてから苗を植え付けていきます。

根付くまでは支柱で支える

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地植えの場合も鉢植えの場合も、苗が完全に根付くまでは風にあおられて倒れやすいため注意が必要です。植え付け後は、株元に沿わせるようにして支柱を設置します。茎と支柱をヒモでしっかりと固定して、倒れないように管理しましょう。また、植え付け後は水を欲しがります。水切れを起こさないようにたっぷりと水を与えるのがポイントです。

育て方④植え替え

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鉢植えの場合は根詰まりを防ぐために、1年〜2年に1回は植え替えましょう。鉢から取り出すときに、根を崩さないように注意してください。スカイロケットは、根の部分をいじると上手に根付かなかったり枯れてしまったりするため、根についた土ごとひと回り大きな新しい鉢に植え替えます。植え替え後は、根付くまで風通しのよい日陰で管理してください。

育て方⑤水やり

Photo byElla_87

地植えで育てているスカイロケットは、雨水のみで十分なため水やりの必要はありません。しかし、植え付けてから2年未満の場合は、根がしっかりと伸びていません。そのため、水切れを起こしやすくなります。雨が全く降らないようなときは、水を与えてください。鉢植えの場合は、土の表面が乾いてからたっぷりと水やりをします。

育て方⑥肥料

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スカイロケットを美しく育てるには、肥料を欠かさないことが重要です。まず、2月に緩効性の化成肥料を与え、3月に新芽がたくさんつくようにします。次に6月に追肥を与え、多湿になる梅雨時期を元気に乗り越えさせてください。さらに、夏越しをしてからもう一度追肥します。植え付けの用土に元肥料として緩効性肥料を混ぜ込んでおいても構いません。

次のページでは、剪定や病気と害虫についてご紹介します。

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スカイロケットの剪定

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