初心者におすすめのキッチンガーデン野菜
トマト
毎日の食卓やお弁当の彩りに、トマトはキッチンガーデニングで育ててみたい人気の野菜です。初心者でも簡単に育てられます。果実が大きめのトマト品種よりは、ミニトマトの方がコンパクトに仕立てることができ、プランターでも簡単に育つのでおすすめです。トマトは根が張るので深さ30cm以上のプランターを用意します。野菜用の培養土に一番花のついた蕾付きのトマトの苗を植えれば、失敗も少なく育てられます。植え付けは5月~6月で収穫は7月頃からできるようになります。
ナス
夏から秋にかけて楽しめるナスは料理の幅も広くもぎたてが美味しいので、キッチンガーデニングで育ててみたいおすすめの野菜です。横に広がるように育つためプランターなら1株につき直径も深さも30cm以上の大きめのものを選び支柱を立てて育てます。安心で高品質な野菜培養土、蕾のついた茎の太い苗か病気に強い接木苗(地下で根となる台木と地上部になる穂木を接ぎ木した苗)を購入します。遅くても6月中旬までには苗を植え付けます。追肥や虫対策、剪定を心がければ6月中旬から9月いっぱいまで長く収穫できます。
ハーブ
パセリ
料理の彩りや味付けのアクセントに重宝するパセリはいつも新鮮で摘みたてを利用したいものです。手元に一株あれば日常の使用には十分ですので、初心者が始めやすい一鉢キッチンガーデンにはおすすめです。
シソ
いつでもつまんで薬味にできるシソ
薬味や天ぷら、料理の隠し味にシソも身近にあると便利です。鉢植えでもいいですが、庭の半日陰の省スペースでも十分に育ちます。一度苗を植え付ければこぼれ種で毎年生えてくるのでお得です。
バジル
ホームセンターで入手しやすいスイートバジルがおすすめです。テーブルや窓辺などに置いて、可愛らしく育てる場合は、直径15cm~18cmの5~6合鉢で大丈夫です。野菜培養土かハーブ専用土に苗を植えると初心者も育てやすいです。日当たりと水はけに気を付けます。植え時は5月~7月で収穫時期は6月~10月となります。
ミックスレタス
新鮮ミックスレタス
ミニプランターでもコンパクトに育てられ、栽培の難易度も低いです。初心者向けキッチンガーデニングにおすすめの野菜です。いつでも摘みたての新鮮サラダが作れるので、ミックスレタスの種を購入してプランターの土にばら蒔きし、間引きをしてそのまま育てます。結球レタスと違いリーフレタスが何種類か入っていますので、好みで組み合わせて利用できます。室内やベランダでも栽培できます。
ホウレンソウ
ホウレンソウは寒さに強く、日当たりが悪いところでも丈夫に育つので、庭の日陰スペースを利用できるのが魅力です。プランターなどで野菜培養土を使って種まきをしても発芽しやすく、成長とともに間引きをし、とう立ちしない柔らかい葉のうちに収穫します。
まとめ
キッチンガーデンは家庭菜園と被るところが多いですが、美観やアクセス面などいくつかの違いがあります。一般的な家庭菜園よりは、手軽に始めらる魅力があります。ガーデニングが趣味で花をたくさん育てているという方や、仕事で帰りが遅く買い物も面倒という一人暮らしの若い方も、是非キッチンガーデニングを始めてみてはいかがでしょうか。キッチンガーデンを持つことは、食の安全面からもいいことです。何よりも自分の手で育て食べる喜びは、日々の暮らしに潤いを与えてくれるのではないでしょうか。
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コンパクトで育てやすいミニトマト