銀杏は栄養満点の美味しい食材
銀杏（ぎんなん）は、街路樹が黄色に色づき始めると出回り始める旬の食材です。街の居酒屋でも銀杏の旬にはおすすめ料理として登場しますし、調理の仕方によって味だけでなく色も変わるのが銀杏の魅力といえます。さらに銀杏は味のよさだけでなく、栄養価が高い食材としても有名です。
栄養が豊富に含まれる
銀杏の可食部分は硬い殻に覆われているため、銀杏狩りをしても食べられる部分はほんのわずかです。そのわずかな可食部分には、体の健康を内側から支えてくれる栄養素があります。しかも嬉しいことに、銀杏にはたくさんの栄養素が含まれているため、1個食べるだけでも健康を保つのに役立つのです。
味もよい
銀杏の食べ方にはいろいろな方法がありますが、シンプルな炒り銀杏にすると、銀杏本来のほろ苦い味が楽しめます。苦みといってもほんのりとした苦みで酒の肴には人気ですが、子どもにとってはやや苦手な味かもしれません。しかし、煮る・炊くなどの調理法にすると、子どもが苦手な苦みが消え、かすかな甘みが出てきます。
色が変化するのも銀杏の魅力
銀杏のもう1つの魅力は、加熱の具合によって銀杏の色が変化することです。銀杏炒り器で軽く炒ると、殻の中から出てくる銀杏は美しいヒスイ色をしていますが、煮物や炊き込みご飯のようにじっくりと銀杏に火を入れると、ヒスイ色から白みがかった黄色に変色します。
