芙蓉の種類
芙蓉の種類には花の色がピンクや白のもの、一重咲や八重咲のものがあります。園芸品種として出回っている種類は少ないのですが、初心者にも育てやすい種類とその特徴を見てみましょう。
スイフヨウ
スイフヨウは、八重咲の芙蓉です。8~9月の間に花を咲かせます。時間の経過とともに花色が変化していく姿が、お酒に酔った人の顔のようだということから「酔芙蓉」という字が使われています。
アメリカフヨウ
アメリカフヨウはその名のとおりアメリカが原産の芙蓉で、30cmほどの大きな花を咲かせます。日本の環境でも栽培しやすいため、初めて芙蓉を育てる人にもおすすめです。成長しても枝を作らないことから「草芙蓉」ともいわれています。
サキシマフヨウ
サキシマフヨウは、日本や台湾に生息している芙蓉です。日本の先島諸島に多く見られることから「先島芙蓉」という字が使われています。一重咲や八重咲のものがあり、樹高が4mほどとやや高く成長する傾向があります。
タイタンビカス
タイタンビカスは、アメリカフヨウとモミジアオイを交配して作られた、日本生まれの芙蓉です。花の大きさは20cmほどで、ハイビスカスによく似ています。種類のなかではやや耐寒性が強いため、寒冷地に住んでいる人や初心者にも育てやすいですよ。
まとめ
今回は、芙蓉の特徴や花言葉を紹介しました。芙蓉は、大きな花が魅力的な植物です。1日で枯れてしまいますが、夏の暑さにも負けず凛と咲く姿はとても美しいですよ。お庭のアクセントや生垣にもぴったりなため、ぜひ栽培に挑戦してみてくださいね。
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