カーネーション・フィナンシェの育て方
鉢植えのカーネーション・フィナンシェをもらったり、購入したりした後の育て方を確認しておきましょう。カーネーションは、ナデシコの仲間の多年草です。上手に管理して、翌年も花を咲かせましょう。
育て方①日当たりと置き場所
鉢植えのカーネーション・フィナンシェは、窓に近い日当たりのよく暖かい場所で育てます。カーネーションの育成適温は、10〜25℃です。時折換気をして、風通しよく育てましょう。屋外では雨の当たらない、南や東向きの軒下で管理します。
育て方②水やり
カーネーションの水やりは、やや控えめにして乾燥気味に育てます。根腐れを防ぐためには、受け皿に残った水は捨てましょう。カーネーションの株元が蒸れないように、地際の葉を整理して風通しよく育ててください。
育て方③追肥
カーネーション・フィナンシェの花をたくさん咲かせるには、追肥が必要です。追肥の方法は、花の固形肥料を月に1回、鉢の縁に適量を与えます。液体肥料の場合は、1週間〜10日に1回水やりのときに与えましょう。つぼみが付いている間は、定期的に追肥すると開花をサポートできます。
秋にもフィナンシェを咲かせる管理方法
鉢植えのカーネーション・フィナンシェは、上手に管理すると秋の返り咲きが期待できます。返り咲きには、剪定と植え替え作業が必要です。管理の手間はかかりますが、花の少ない時期にカーネーションを咲かせるのも素敵ですね。
返り咲きのコツ①切り戻し剪定
5月の下旬〜6月の上旬ごろ、一通り花が咲き終わる頃に全体の草丈を1/2程度にカットします。多少つぼみが残っていたら、切り花にして咲かせてください。時期を逃さずに思い切って剪定するのがポイントです。剪定したら株元の黄色い葉を整理して、株全体を風通しよく整えます。
返り咲きのコツ②一回り大きく鉢替え
カーネーション・フィナンシェの返り咲きには、植え替えが必須です。鉢の中で根が詰まってパンパンな状態になっているため、一回り大きな鉢に植え替えます。根が混み合っているようなら、土を崩して広げてから新しい土で植え替えましょう。カーネーションは植え替え後2〜3週間したら、1回追肥を施してください。
返り咲きのコツ③置き場所と追肥
真夏は強い日差しを避けられる半日陰〜明るい日陰で、カーネーション・フィナンシェを育てます。10〜25℃の生育適温を保って、定期的な追肥を続け、秋に向けて花芽を増やしていくのがポイントです。上手に管理すると、10〜11月にもう一度カーネーション・フィナンシェの花が楽しめます。
まとめ
かわいいピンク色のカーネーション・フィナンシェは、部屋を明るい雰囲気にしてくれます。上手に管理して、カーネーション・フィナンシェの返り咲きも楽しみましょう。
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出典:Unsplash