【服用は食前？】風邪の引きはじめや肩こりにおすすめの葛根湯12選！

葛根湯は身体を温めて熱を出し、風邪や頭痛・肩こりを治す漢方の薬です。15歳以上の成人で、37.5℃以上の発熱や咳などの症状が出ている場合は、葛根湯では効果が期待できません。「あれ、風邪かな？」という初期に、効果があるのが葛根湯です。病院に頼りすぎず、漢方薬で健康を保つための、効果的なタイミングや飲み方を紹介しましょう。

葛根湯を飲むタイミングは、食前や食間が最適です。食前は食事の30〜60分前、食間は食後2〜3時間たった胃の中が空のときをいいます。身体の上半身の血行をよくしたり、筋肉の張りや痛みを和らげたりするのが葛根湯です。葛根湯を飲んで2〜3日しても症状がよくならない、または悪くなってきたら病院で診察を受けましょう。

葛根湯の身体を温める効果を引き出すためには、熱めのお湯で飲むのがおすすめです。漢方薬の飲み方のひとつ温服（おんぷく）は、お湯に葛根湯を溶かしてお茶として飲む方法をいいます。温服はお腹の中からじんわりと温まり、葛根湯の効果がよく感じられる飲み方です。錠剤と顆粒どちらの葛根湯も、コップ1杯分の温かいお湯で飲みましょう。

葛根湯は発熱や咳などを治す薬ではなく、風邪の初期症状や頭痛・肩こりを和らげる漢方薬です。栄養のある消化によい食事とたっぷりの休息が、風邪には何よりも効果があります。眠気を起こす成分は含まれていないので、子どものいる家庭の常備薬に葛根湯がぴったりですね。

ドラッグストアやネット通販でも購入できる、おすすめの葛根湯12選を紹介しました。市販の葛根湯にも処方の違いや形状の違いがあるので、自分にあった選び方が大切ですね。家庭の常備薬にぴったりの葛根湯で、毎日を健康に過ごしましょう。