カナリーヤシとは
カナリーヤシという植物をご存知ですか?カナリア諸島が原産のヤシの木で、日本の環境でも夏越しや冬越しができるため庭木としても人気があります。ヤシの木のなかでも大型の品種で、成長すると15mほどまで大きくなるのが特徴です。そんなカナリーヤシの育て方や管理のコツ、購入方法について紹介します。
カナリーヤシの基本情報
科名 | ヤシ科 |
属名 | フェニックス属 |
別名 | フェニックス・カナリー |
原産地 | カナリア諸島 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い |
カナリーヤシの特徴
常緑高木に分類され、樹高は大きいものでは15mに達します。幹の太さは3mまで成長し、葉は5mほどの長さで垂れ下がるようにつくのが特徴です。秋になると赤色やオレンジ色の実がなり、熟したものはボトボトと地面に落ちてきます。リスや鳥などが食用にしていますが、人が食べるのには向いていません。実が落下して地面や床が汚れてしまう恐れがあるため注意しましょう。
カナリーヤシの名前の由来
カナリーヤシは「カナリア諸島が原産のヤシの木」のため「カナリー(カナリア諸島)ヤシ(ヤシの木)」と名付けられました。他にも「フェニックス・カナリー」という別名があり、属名の「フェニックス属」と「カナリア諸島」を掛け合わせたのが名前の由来といわれています。
次のページでは、育て方と購入方法をご紹介します。