田植えのときはどんな服装?田植え体験で必要な持ち物についてご紹介!

田植えのときはどんな服装?田植え体験で必要な持ち物についてご紹介!

子供にいろいろな体験をさせたい方や、自然を身近に感じたい方にとって、田植は貴重なイベントです。田植えは初めてでどんな服装をしていけばよいかわからない方のために、この記事では、田植え作業の服装や持ち物について詳しく紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.田植えにおすすめの服装
  3. 3.田植えの持ち物
  4. 4.まとめ

はじめに

苗

出典:写真AC

今度近くの田んぼで田植え体験があるみたい。いってみたいけど、どんな服装でいったらいいのかしら。できれば家にあるもので済むといいわね。

ボタ爺

ボタ爺

お困りのようじゃな。田植えといっても、身近な道具で気軽にやってみるケースと、農作業を手伝うようなケースがあるから、それぞれに対してどのような準備すればよいか教えるぞ。

田植えにおすすめの服装

田植えの服装【頭】

①麦わら帽子やサーフハット

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頭を日差しから守るためには、帽子の装着が必要です。麦わら帽子や野球帽などのつばが大きな帽子を選ぶとよいでしょう。小学生ぐらいの子供には、帽子を田んぼに落とさない紐付きがおすすめです。また、サーフハットのように首までの日除けがある帽子であれば、かがんでおこなう手植えでも首の日焼けを防げます。

②ガーデニングハット

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田植えの手伝いでは、近くには陰になる場所がありません。遮光率が高くて通気性があるものを着ないと辛い思いをします。そのため、日よけ対策ができるガーデニングハットがおすすめです。農作業をしている年配女性が多く着用している、麦わら帽子に日よけフードが付いた昔ながらの帽子も、ガーデニングハットと同様の機能があるため、理にかなったスタイルといえますね。

③ストローハットとスカーフ

Photo byGellinger

特に女性にとって、ガーデニングハットは少し古臭いイメージがあるかもしれません。田植えでもおしゃれなコーデをしたい場合は、ストローハットとスカーフを組みあわせてみましょう。まずはスカーフをほっかむりして、ストローハットを被ります。おしゃれなだけでなく首回りの日焼けも防いでくれるため、とても実用的です。

田植えの服装【体】

①Tシャツと短パン

田植えでは、汚れても大丈夫な服装がおすすめです。日焼けを気にしないのであれば、Tシャツと短パンの組みあわせがベターです。動きやすく、田植え作業で少々濡れても気になりません。

②薄手の長袖

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田植えの手伝いの場合は、日焼けに注意が必要です。田面に立つと太陽の照り返しによって、想像以上に焼けます。そのため、ストレッチシャツやトレーニングシャツのような、薄手でピッタリとした素材の服を選びましょう。薄手の長袖は肌をさらさず汗でべたつかないので、炎天下での作業も苦になりません。

③スカートとレギンス

女性のボトムスは、ジーパンやレギンスのようなフィットしたものを選ぶとおしゃれです。汚れる可能性もあるため、洗いやすいレギンスがおすすめです。スカートとレギンスのコーデに、アクセントとしてエプロンをあわせるのもより素敵に見えますよ。

ボタニ子

ボタニ子

手植え作業ではしゃがむことはないから、膝上スカートぐらいなら水に浸かることはないよ。

田植えの服装【手】

①素手

小学生の田植え体験などは、素手でおこないましょう。手植えを軍手や手袋をつけた状態でおこなうと、水を含み苗がつまめなくなってしまいます。また、泥の感覚を感じながら苗を植えられるため、埋めすぎたり浅すぎたりすることもありません。

②パームフィット軍手

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ゴムの範囲が広いパームフィット軍手は農作業全般で使いやすい手袋です。パームフィット軍手は、指先が水に浸かっても濡れず、乾くのも早いという特徴があります。手伝いで田植え機に乗ったり、物を運んだりするときにおすすめです。

③ゴム手袋

特に女性が田植え体験をするときは、指を守ることが大事ですね。せっかくのおしゃれなネイルアートも泥に浸かると台無しになってしまうため、ゴム手袋を装着しましょう。ただし、肘近くまでの長さがないと中に水が入るため注意が必要です。

田植えの服装【足】

①裸足

小学生くらいの子供に田植え体験をさせるなら、裸足がおすすめです。柔らかい泥の中を、バランスをとりながら歩く経験はなかなかないため、新鮮さに喜ぶでしょう。近くにある水路を活用すれば、きれいな水で足を洗えるため心配いりません。

②サンダル

子供や女性が履物を着用して田植えをするときは、サンダルがぴったりです。雨靴や長靴は、足の甲で大量の泥をもちあげることになるため、脱げてしまいます。サンダルであれば畦際(あぜぎわ)を歩くときも痛くなく、移動時に便利です。小学生ぐらいまではかかと付きのサンダルをおすすめします。

③田植え長靴

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手伝いで田植え機に乗ったり手植えしたりする方は、田植え長靴がおすすめです。画像のような長靴はトラクターシューズといい、かかと付近までファスナーがついているため、履きやすく脱ぐのも簡単です。さらに、踏ん張りがきく股付(つま先部分)、衝撃から身を守るつま先保護までついていて、農作業に特化した設計となっています。

田植えの持ち物

田植えの持ち物①タオル

田植え作業には、タオルがあると便利です。タオルを首にまくスタイルは、農作業でよく見かけられますが、楽に汗を拭けるのはもちろんのこと、首にかけることで日焼け防止にもなります。

ボタニ子

ボタニ子

洗った足を最後に拭くことにも使えますよね。

田植えの持ち物②日焼け止め

晴れている日の田植えであれば、日焼け対策が重要です。水面からの照り返しも強いため、1日作業をするだけでとても焼けます。お風呂で痛みを感じたくない場合は、露出している部分に日焼け止めを塗りましょう。

田植えの持ち物③雨具

田植え作業は、少々の雨が降ってもおこなうのが普通です。そのため、田植え作業を手伝うときは、天気の状態をみながら雨具を準備しましょう。上からすっぽり被られるポンチョタイプのレインコートであれば、長靴を履いていても着られるためおすすめです。

まとめ

泥だらけになる田植えは、子供にとってよい経験となります。今では、経験する機会が減ってしまった田植えですが、もともとはとても身近な作業でした。水田は胃袋を満たすだけでなくだけでなく、小さなダムになって水害からも守ってくれるからです。そうした水田のさまざまな役割を、安全で楽しい田植え体験をとおして、興味をもってみてはいかがでしょうか。

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dodon
ライター

dodon

農業普及指導員経験者。得意分野は農畜連携と牧草生産。草と農業者とのたたかいは有史以来おこなわれております。

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