10月12日の誕生花は何?名前の由来や花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

10月12日の誕生花は何?名前の由来や花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

10月12日の誕生花は、真っ赤な実がかわいらしい「コケモモ」です。特徴や育て方について、くわしく解説しましょう。コケモモ以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、10月12日にゆかりのあるものもあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.10月12日の誕生花は?
  2. 2.コケモモの特徴4選
  3. 3.コケモモの育て方
  4. 4.10月12日の誕生花(コケモモ以外)
  5. 5.10月12日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

10月12日の誕生花は?

10月12日の誕生花は「コケモモ」

Photo by randihausken

北米・北欧の森林地帯に自生する常緑樹、コケモモが10月12日(10/12)の誕生花です。開花期は6月~7月で、白やピンクのベル状の花を咲かせます。花後に実るかわいらしい赤い果実は、ジャムや料理のつけ合わせとして人気ですよ。初夏の青空によく映える、さわやかな雰囲気の植物です。

名前 コケモモ(苔桃)
別名 リンゴンベリー
園芸分類・形態 果樹・低木
原産地 北アメリカ北部、東部
開花の時期 6月~7月
花の色 白色、ピンク色
暑さ / 寒さ 弱い / 強い
特徴 つる性、常緑性

コケモモの特徴4選

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まずは名前の由来や花言葉などの特徴から、コケモモについて学んでいきましょう。名前に「モモ」や「ベリー」とあるとおり食用にもできるコケモモは、特に原産地の北米や北欧では日常的に使われる果実のひとつです。つやつやで真っ赤な実は、料理に華やかな彩りも添えてくれますね。

特徴①花姿にちなんだ名前

Photo by randihausken

コケモモは漢字では「苔桃」と表記します。樹高が10cm~40cm程度と低く、地面をはうように成長するようすがコケに似ていることからこの名前がつけられました。丸くて赤い果実も、名前のとおり「モモ」にそっくりですね。英語では「リンゴンベリー(Lingonberry)」「カウベリー(Cowberry)」など、25種類以上のいろいろな名前で呼ばれていますよ。

特徴②勇気をもらえる花言葉

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コケモモの花言葉は、「心のなぐさめ」「幼い恋」「くじけるな」です。痩せ地でも元気に育つ丈夫な性質から、力強い印象の花言葉が並びました。応援の気持ちを届けたいときのギフトに、コケモモの花言葉はぴったりですね。ベルのような花姿も、なぐさめや激励のギフトに適した愛らしさです。

特徴③ツルコケモモとは別の果実

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コケモモと同じツツジ科の植物に、ツルコケモモ(蔓苔桃)という果樹があります。英語では「クランベリー」と呼ばれているこの果樹は、まったくの別種です。見分けるポイントは花姿で、コケモモはベル状のふっくらとした花を咲かせます。一方で、そり返った細い花びらの花をうつむくように咲かせるのがツルコケモモです。

特徴④果実の楽しみ方はさまざま

出典:写真AC

コケモモの果実を生で食べると甘みはほとんど感じられません。そのため北欧では、伝統的にジャムやソース、パイのフィリングなど火を入れて加工する食べ方が好まれています。シロップやゼリー、果実酒などに加工することも可能ですよ。賞味期限が長いことも特徴で、冷蔵でも1ヶ月程度保存がききます。生のまま冷凍した場合には、数ヶ月保存できますよ。

コケモモの育て方

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コケモモは寒さに非常に強く、痩せ地でも問題なく育つ丈夫な果樹です。ポイントをおさえて管理すれば、きれいな花を開花させることも、果実を実らせることも可能ですよ。栽培環境や肥料、植え替えなど、それぞれの手順をくわしく解説します。高温多湿に弱いので、暖かい地域では庭植えにするのはやや難易度が高めです。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

コケモモは明るい場所を好みます。庭植え・鉢植えいずれの場合も、午前中の日当たりがよく、午後も明るい木陰になるような場所で管理するといいですよ。さらに真夏は、風通しもいい場所であればベターです。

育て方②水やり・肥料

Photo byzanna-76

コケモモは湿度に弱い植物です。表土がしっかり乾いたのを確認してから水やりをしましょう。夏場は早朝や夕方など、水が温まらない涼しい時間帯に行ってくださいね。また、痩せ地でも育つ頑丈さもコケモモの特徴のひとつです。肥料は2月ごろ有機肥料を施せば、あとはほとんど必要ありません。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

コケモモは水はけ・水持ちのいい土を好みます。市販されている果樹用の用土を使用するか、ピートモスや水ゴケ、鹿沼土を配合した土でもよく育ちますよ。植え付けの適期は2月中旬~3月中旬です。根詰まりの防止や株のリフレッシュ、通気性の改善を目的として2年に1回程度は植え替えを行うといいでしょう。適期はこちらも2月中旬~3月中旬です。

10月12日の誕生花(コケモモ以外)

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コケモモ以外では、ユニークな花姿でアレンジメントやドライフラワーに人気の「ワレモコウ」や、ポップな見た目で知名度の高い「ガーベラ」が10月12日の誕生花です。それぞれの特徴や花言葉について、くわしく見ていきましょう。

10月12日の誕生花①ワレモコウ

Photo by Kabacchi

ワレモコウはバラ科の多年草です。だんごのような形をした花がユニークで、フラワーアレンジメントのアクセントとして活躍します。ワレモコウを使ったブーケやアレンジメントは、一風変わったギフトになりますね。乾燥させても色合いが変わらないことから、ドライフラワーにも人気ですよ。花言葉は「もの思い」「変化」です。

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ワレモコウは日本各地で見られる多年草です。実のように見える赤茶色の花穂が特徴で、独特の風情ある花姿から、茶花やドライフラワーによく利用されています。この記事ではワレモコウの特徴や名前の由来、花言葉や育て方、ワレモコウの種類や品種についてまとめました。

10月12日の誕生花②ガーベラ

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ガーベラはキュートな花姿でギフトに人気の10月12日の誕生花です。カラーバリエーションが豊富で、花束にもアレンジメントにも仕立てやすいため人気があります。花言葉は「希望」「前身」といった全般に共通するもののほか、「究極美(黄色)」「感謝(ピンク)」「燃える神秘の愛(赤)」など、花色ごとでも花言葉がつけられていますよ。ポジティブな花言葉しかない花なので、あらゆるシーンのギフトに最適です。

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ガーベラの花言葉とは?種類や色別にご紹介!新たな門出に相応しい?
ガーベラは一般受けのしやすい見た目からも、花束では定番のお花です。品種改良によって、咲き方や色も豊富です。ガーベラ花言葉は全般的に見ても色別に見ても素敵な花言葉が多く、贈り物として最適です。贈り物の参考となるよう、ガーベラ花言葉を色別にご紹介いたします。

10月12日にゆかりのあるもの

Photo bystevepb

最後は誕生石、記念日など、10月12日にゆかりのあるものをご紹介しましょう。今日10月12日は、イタリアの探検家・コロンブスがアメリカ大陸を発見した日とされています。ころころと転がる卵をごく簡単な方法で安定させたという逸話からつくられた、「コロンブスの卵」という成句も有名ですね。

10月12日の誕生石

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10月12日の誕生石は「ピンクサファイア」です。サファイアといえば透きとおるようなブルーが一般的ですが、含有物の内容によって赤みが強いものもあります。ピンクサファイアはぶどうのようなあざやかなピンク色をしているのが特徴で、その色を出しているのはクロムという元素です。かわいらしい色合いとルビーよりも安価で手に入ることから、アクセサリーの素材によく使われます。女性へのギフトにも人気ですよ。

10月12日生まれの有名人

Photo bycongerdesign

10月12日生まれの有名人は、以下のような人々がいます。星座はてんびん座で、調和を大切にする平和主義者が多いそうですよ。

  • トン・コープマン氏(オランダのオルガン奏者)
  • マリオン・ジョーンズ氏(アメリカの陸上選手)
  • ともさかりえさん(女優)

10月12日の出来事・記念日

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大陸発見記念日

10月12日は「大陸発見記念日」です。1492年、コロンブス率いるスペイン船が新大陸「アメリカ」に到達したことにちなみます。このことから、「コロンブスデー」とも呼ばれていますよ。本来このスペイン船の航海は西回りで日本とインドを目指したものです。そのためコロンブスは、最初に到達した場所がインドであると亡くなるまで信じていたそうです。

まとめ

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10月12日の誕生花であるコケモモは、釣鐘状の花姿が愛らしい花です。甘酸っぱい果実は真っ赤な色がかわいらしく、料理にも使えて人気があります。光沢のある葉も美しく、開花期以外の時期も見応えがあるのが魅力ですね。高温多湿が苦手なので、ガーデニング初心者は鉢植えで育てるのがおすすめです。部屋や庭先の雰囲気を、パッと明るいものに変えてくれますよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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