ライラック色とは？ラベンダー色との違いや風水・心理的効果を紹介！

ライラックはフランス語で「リラ」、英名では「ライラック」、和名は「紫丁香花（ムラサキハシドイ）」と呼ばれるヨーロッパ原産の落葉低木です。4～6月頃に枝の先に小さな花がまとまって咲き、甘い芳香がある人気の落葉樹です。冷涼な環境を好み北海道で多く栽培されています。近年人気がある品種改良の矮性ライラックは「姫ライラック」と呼ばれ、鉢植えでも栽培できます。

ライラック色とはJIS慣用色名に認定されていて、色彩図鑑では「やわらかい紫」と表記されています。藤色系ですが、明るく優しいパステルカラーの淡い紫と表現できます。またライラックの花色は白色、藤色、青色、赤色、ピンク色などもあり、近年では品種も色も豊富です。

ライラックの花の香りは、優しく甘い香りで希少価値が高く香水にも使われています。ライラックの香りには「心を落ち着かせる」リラックス効果や、新陳代謝を上げるためダイエット効果があるといわれています。ただ、切り花にしたライラックは残念ですが香りを放ちません。

ライラック色とラベンダー色は比較されることが多く、どちらも和名での藤色系に属しています。ライラック色とラベンダー色には微妙な違いがあり、言葉で表現するのは難しいといえるでしょう。

ラベンダーには多くの品種があり、鮮やかな紫色と香りが人気のハーブです。ラベンダー色もJIS慣用色名に認定されていて、色彩図鑑では「灰みの青みの紫」と表記されています。ラベンダーの紫色には、品種によって藤色に近い色や薄い紫色など微妙に違いがあります。

心理学では、色は感情と密接に関係しているといわれています。ライラック色を好むときの心理は「満たされている」「優しい気持ちでいる」など、穏やかな心理状態にいるときです。また「癒されたい」「優しさが欲しい」など、心が少し疲れて過敏になっている状態のときに、ライラック色に目を奪われるとされています。

紫系の色は「感受性」や「直感力」を高め、美意識や芸術性が高まったときに欲する色として知られています。「自分の内面を見つめ直す色」ともいわれ、風水では緑色と同様に紫色には直感力を高める色と位置付けられています。

風水ではライラックを栽培したり、ライラックの花を飾ったりすると「トラブルを寄せ付けない」効果があるといわれています。近隣とのトラブルや家族間でのもめごと、また職場の人間関係でうまくいかないことが続いているときに飾ってみましょう。生花だけでなく絵や写真でも効果がありますよ。ライラックの香水もトラブル回避に役立つので、身に付けたり、玄関で香らせたりするのも有効です。

紫色は風水ではパワーがとても強く、高貴な色として位置付けられています。カリスマ性や先見性を高める色とされ、家の南の方角に飾ると仕事運や社会的地位が向上するという効果が期待できるでしょう。また、ライラック色のものを1つ身に付けると仕事運も上がるとされています。

白いライラックは、風水では「邪気を払う」という意味をもちます。玄関に白色のライラックを飾れば邪気が入ってこなくなるでしょう。また、室内に飾れば悪い空気を取り除いて、和やかな雰囲気をもたらしてくれるかもしれません。

ピンク色のライラックは、家の南東に飾るのがおすすめです。南東は家庭運や人間関係に縁がある方角で、ピンク色は特に恋愛運アップの意味があるとされています。新しい恋の訪れや家庭円満を期待して、部屋の南東方向にピンク色のライラックを飾ってみてはいかがでしょうか。

ライラックには多くの花言葉があります。青春や恋愛に関する意味の花言葉が多いようです。ライラックの花言葉を色別に紹介します。

ライラックの淡い紫色は、癒しと優しさを感じさせる色合いです。香りもとてもいいので、ぜひ地植えや鉢植えにして、庭でライラックを育ててみましょう。ライラックの風水効果で、仕事運もアップして、家族とも仲良く暮らせるかもしれませんよ！