室内で育てやすいハーブ4選！初心者にもおすすめの理由や用途・レシピは？

ミントはシソ科の植物です。ヨーロッパ南部が原産で湿った土を好みます。繁殖力が強く育てやすいのが特徴です。

ミントは植え付けが4～6月、収穫が5～10月が適しています。栽培適温は15～25℃です。

1．根を傷めないように、バケツなどに貯めた水の中で、苗の土を洗い落とす
2．容器に室内用土を1/5ほど入れ、その上に苗を入れてからさらに土を足す
3．植え付けの際には容器いっぱいに水を入れる
4．容器を横にして余分な水を捨てる
5．栽培2日目以降は、土の色が白っぽくなったら容器の1/5の水を与える。この際も余分な水は捨てる

葉が8枚以上ついたら、2枚以上を残して収穫しましょう。残った茎から脇芽が伸びるので、繰り返し収穫できます。最初の収穫後に霧吹きで液体肥料を葉全体に吹きかけましょう。追肥は2週間に1回を目安に行います。

ミントはメントールによる爽快感が持ち味のハーブです。料理のアクセントとしてだけではなく、お菓子やお茶などに幅広く活用できます。またミントは化粧品やアロマに使用されるなど、日常生活で目にする機会が多いことから親しみやすいハーブの代表格といえるでしょう。

1．お鍋にお湯を沸かす
2．沸かしたお湯に緑茶と角砂糖を入れる
3．ミントの葉を入れたカップに2を入れて完成

バジルはシソ科の植物です。熱帯アジアなどが原産で、暑さに強い反面乾燥に弱く、湿り気のある土を好みます。鉄分やカルシウムが豊富で栄養価が高いのが特徴です。

バジルの栽培時期は、植え付けが5～6月、収穫が6～10月です。栽培適温は15～30℃です。

1．根を傷めないように、バケツなどに貯めた水の中で、苗の土を洗い落とす
2．容器に室内用土を1/5ほど入れ、その上に苗を入れてからさらに土を足す
3．植え付けの際には容器いっぱいに水を入れる
4．容器を横にして余分な水を捨てる
5．栽培2日目以降は、土の色が白っぽくなったら容器の1/5の水を与える。この際も余分な水は捨てる

葉が8枚以上ついたら、4枚以上を残して先端の葉を切り取って収穫しましょう。最初の収穫後に霧吹きで液体肥料を葉全体に吹きかけてください。追肥は2週間に1回を目安に行います。

バジルは料理の場において幅広く活躍するハーブです。トマトと特に相性がよく、ピザやパスタといったイタリア料理でよく目にするでしょう。そのほかタイやベトナムなどの東南アジア料理でも多用されています。

1．バジルの葉は小さめのものを15枚ほど選び洗っておく
2．ミニトマトとモッツレァラを食べやすい大きさに切る
3．バジルの葉、ミニトマト、モッツァレラをお皿に盛りつける
4．食べるときに塩とオリーブオイルをかける

ルッコラはアブラナ科の植物です。ルッコラはイタリア語で、英語ではロケットと呼ばれています。日当たりと水はけがよい場所を好み、ゴマのような風味でピリッとした辛さが特徴です。

ルッコラは、種まきが3～5月と9～11月、収穫が3～6月と9～12月が適期です。発芽適温、栽培適温はともに15～20℃です。

1．容器の底から培養土が出ないようにするために、穴より少し大きめの鉢底ネットを敷く
2．容器の8分目まで培養土を入れ、水をたっぷりと与えて培養土を湿らせる。水の量は、容器の底から流れ出るくらいが目安
3．湿らせた培養土の上に、重ならないように種を均一にまく。土は8㎜ほどかぶせる
4．芽が出そろうまでは半日陰に置く
5．水やりは霧吹きでこまめに行う
 

葉が出そろったら、混みあったところから根元をハサミでカットし収穫します。太いものを残し、細く長いものから収穫するのがポイントです。

種まきから1カ月後に液体肥料を与えます。量は液体肥料の説明書に従いましょう。

サラダに使用することで、ルッコラの風味や辛さを楽しめます。またピザなどのトッピングや肉料理のつけ合わせにもおすすめです。

• トマト：1個
• ルッコラ：2株
• 生ハム：5枚
• オリーブオイル：適量
• 塩コショウ：各少々

1．トマトは縦半分に切って薄くスライスし、皿に並べる
2．ルッコラは洗って長さ4cmに切りお皿の中央に盛る
3．生ハムは半分に折ったものをクルクルと巻き付けバラの形にしてルッコラの上に盛る
4．仕上げにオリーブオイルと塩コショウをかけて完成

手軽に始められるのが室内栽培の魅力です。ハーブを室内で栽培するメリットはたくさんあります。

ハーブは大型のプランターを使わず室内栽培ができるので、初心者にも育てやすいでしょう。今回は種や苗から育てる方法を紹介しましたが、時間があまり取れないかたにはネットなどで販売されている専用の栽培キットもおすすめです。