12月16日の誕生花!特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人もご紹介!

12月16日の誕生花!特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人もご紹介!

12月16日の誕生花は「ミカン」です。甘くておいしい実はもちろん、初夏に咲く清楚な白い花も人気ですね。特徴や育て方について解説します。そのほかの誕生花や誕生石、記念日など、12月16日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月16日の誕生花は?
  2. 2.ミカンの特徴2選
  3. 3.ミカンの育て方
  4. 4.12月16日の誕生花(ミカン以外)
  5. 5.12月16日にゆかりのあるもの
  6. 6.果樹栽培の入門編としてもおすすめ

12月16日の誕生花は?

出典:写真AC

12月16日の誕生花は「ミカン」

手軽に食べられるフルーツとしてポピュラーなミカンが、12月16日(12/16)の誕生花です。甘酸っぱい味わいは、冬の楽しみのひとつですね。初心者でも育てやすく、色あざやかな果実がたくさんなります。庭にスペースがあれば、ぜひ栽培に挑戦したい果樹です。開花期は5月で、清楚な白い花を咲かせます。ジャスミンに似た強い香りを放ち、初夏の庭をさわやかに彩ってくれますよ。

名前 ミカン(蜜柑)
別名 タチバナ(橘)、コウジ(柑子)、ダイダイ(橙)
園芸分類・形態 果樹・低木
原産地 日本、インド、中国
開花の時期 5月 ※実の収穫は10月ごろから
花の色
暑さ / 寒さ 強い / 普通
特徴 常緑性、香りがある、開花期が短い

ミカンの特徴2選

出典:写真AC

特徴①漢語を語源とする名前

ミカンは漢語で「柑(かん)」と呼びます。日本にこの語が伝わり、コミカンの実を「柑子(かんし)」というようになり、そこからさらに「こうじ」に転訛しました。また、室町時代に中国からミカンが渡ってきたとき、それまでの柑橘類と違って実がとても甘かったそうです。そこで「蜜のように甘い柑子」という意味で、ミカンという名前に「蜜柑」という字があてられるようになりました。

特徴②部位ごとに異なる花言葉

出典:写真AC

ミカンは、部位ごとに花言葉があります。まず全体に共通する花言葉は、「純粋」「愛らしさ」です。そのほか、木には「気前のよさ」「寛大」、実には「美しさ」「優しさ」という花言葉がつけられています。いずれもギフトとして贈るのにぴったりな、やわらかくポジティブなフレーズですね。鉢植えやブーケのほか、ミカンの香りのする石けんやアロマオイルなど、雑貨をプレゼントするのも素敵です。

ミカンの育て方

出典:写真AC

ミカンは病気や害虫に強く、ガーデニング初心者でも育てやすい果樹です。日当たりのよい場所で、のびのびと育てましょう。みずみずしい葉や白く可憐な花、オレンジ色の実と、季節の移り変わりとともにさまざまな姿を楽しめるのも魅力ですね。栽培環境や水やり、剪定など、栽培のポイントを順番に解説します。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

ミカンはよく日の当たる、風が強く吹きつけない場所を好みます。庭植え・鉢植えのいずれの場合も、たっぷりと日を当てて育てましょう。用土は市販されている、専用の培養土を使用すると便利です。赤玉土と腐葉土を配合した土でもよく育ちますよ。水はけと保水性のよさがあれば、土質にはそれほど神経質になる必要がありません。
 

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

庭植えで育てる場合、ほとんど水やりは不要です。基本的には自然に降る雨に任せ、夏場に極端に日照りが続いたときには水を与えてください。鉢植えは表土が白く乾いたら、その都度水やりをします。10月~12月の成熟期は、やや乾燥気味に管理したほうが、果実の甘みが増すのでおすすめですよ。肥料は庭植え・鉢植えどちらも、3月・6月・10月に、有機質の肥料か、即効性化成肥料を施しましょう。

育て方③剪定・摘果

出典:写真AC

剪定の適期は3月です。混みあった枝を切り、樹形を整えることで、風通しがよくなります。また、実った果実が多い場合には摘果もしましょう。株に実がつきすぎると木に負担がかかり、小さく、甘みも薄い実になりがちです。時期は7月中旬~8月中旬が適しています。残す実は、鉢植えなら枝に2個、庭植えなら葉30枚に1個が目安です。どちらも、特に色つやがよいものを選んでくださいね。

12月16日の誕生花(ミカン以外)

Photo byMammiya

12月16日の誕生花は、ミカン以外にも複数あります。ここではその中から、あざやかな花色と光沢のある葉が見応えのある「アンスリウム」と、栄養価の高いナッツとして人気の「クルミ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもポジティブな花言葉を持つ、ギフトに適した花ですよ。ほかにも「トルコキキョウ」や「エンゼルランプ」、「カンギク」なども、12月16日の誕生花です。

12月16日の誕生花①アンスリウム

Photo bymanfredrichter

アンスリウムはサトイモ科の多年草で、5月~10月の開花期に、赤や紫、緑色など、カラフルな花を咲かせます。日本では「‎オオベニウチワ(大紅団扇)」という名前でも有名です。光沢のある葉も美しく、ハワイではバレンタインデーのギフトとしても人気の花ですよ。「情熱」「印象深い」という全体に共通した花言葉のほか、「熱心(白)」「飾らない美しさ(ピンク)」「無垢な心(緑)」など、花色ごとにも花言葉があります。

アンスリウムの育て方!肥料の与え方や花後の管理のポイントは?のイメージ
アンスリウムの育て方!肥料の与え方や花後の管理のポイントは?
アンスリウムはハートの形が特徴の、夏を感じさせる植物です。切り花としても鉢植えとしても、花が長く楽しめるので人気があります。きれいな花と美しい姿を長く保つ、育て方のポイントは肥料と花後の管理です。アンスリウムの詳しい育て方と、注目のレアな品種も初回します!

12月16日の誕生花②クルミ

Photo bycongerdesign

縄文時代から実が食用として人々に親しまれてきたクルミも、12月16日の誕生花です。花は雄花と雌花で姿が異なりますが、どちらもあまり目立ちません。原産地はヨーロッパ南西部~アジア西部とされており、北半球に広く分布する樹木です。花言葉は「知性」「知恵」「謀略」「野心」など、クレバーな印象のフレーズが並びました。ギフトとして利用するなら、実を使ったお菓子がおすすめです。

12月16日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、誕生花以外の「12月16日にゆかりのあるもの」を紹介します。今日が誕生日の尾崎紅葉(おざき こうよう)は、明治時代の小説家です。熱海に銅像のある長編小説「金色夜叉」が有名ですが、連載中に病床に倒れ、未完のまま37歳の若さで没しました。

12月16日の誕生石

出典:写真AC

12月16日の誕生石は「アジュールマラカイト」です。アズライトとマラカイトというふたつの鉱物が混ざった状態で産出される石を指し、「アズロマラカイト」とも呼ばれます。あざやかなブルーとグリーンが美しく、古代エジプトから神聖な石として扱われていました。シックな印象の色合いは、ギフトにもとても人気です。

12月16日生まれの有名人

出典:写真AC

12月16日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座はいて座。弓を引くケンタウロスの姿を表した星座ですよ。

  • レオポルド1世(ベルギーの初代国王)
  • エドワード・エマーソン・バーナード(アメリカの天文学者)
  • 尾崎紅葉(小説家、俳人)

12月16日の出来事・記念日

Photo by ume-y

電話創業の日

12月16日は「電話創業の日」です。1890年、東京市内と横浜市内の間で日本初の電話事業が始まりました。当時、通話をするにはまず電話交換局に連絡をして、交換手に相手の番号を伝えます。それから一旦電話を切り、折り返しかかってくるのを待つという手順でした。加入電話は東京155台、横浜44台。交換手は女子が44名、男子が2名で担当していたそうですよ。

念仏の口止め

「念仏の口止め」とは、12月16日にその年最後の念仏を行い、12月17日~1月16日の間は念仏を唱えないというものです。正月の神様は念仏が嫌いであるといわれたことから、このような風習が生まれました。もともと一部の地方で行われていたもので、現在ではそれらの地方でも実施しているところは少ないとされます。神様のことを思いやる、とても日本人らしい風習ですね。

果樹栽培の入門編としてもおすすめ

出典:写真AC

ミカンは冬のくだものの代表で、古くから日本人に愛されてきました。「こたつでミカン」は冬の風物詩とも呼べる文化ですね。常緑の木は育てやすく、鉢植えでも気軽に楽しめます。果樹を育てるのが初めてという人にもおすすめの果樹のひとつですよ。初夏に咲く白く可憐な花は、庭をさわやかな香りで満たします。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

関連記事

Article Ranking