シロタエギク(白妙菊)とは?育て方と上手な寄せ植えのやり方を解説!

シロタエギク(白妙菊)とは?育て方と上手な寄せ植えのやり方を解説!

花壇や寄せ植えに人気のシルバーリーフのシロタエギク(白妙菊)。英名ではダスティーミラーともよばれます。冬っぽさを演出することもできる白い粉をふいたような葉や茎、レース状の葉形が特徴的です。そんなシロタエギクの育て方と上手な寄せ植えの方法をまとめてみました。

記事の目次

  1. 1.シロタエギク(白妙菊)とはどんな植物?
  2. 2.シロタエギクの育て方
  3. 3.シロタエギクの増やし方
  4. 4.シロタエギクの寄せ植えのポイント
  5. 5.シロタエギクの害虫や病気
  6. 6.シロタエギクの花言葉
  7. 7.まとめ

シロタエギク(白妙菊)とはどんな植物?

別名ダスティーミラーとよばれる

シロタエギクは英名ではダスティーミラー「dusty miller」とよばれます。ダスティーミラーとは「ほこりまみれの粉屋」という意味で、全体に白い粉を吹いたような見た目に由来しています。 実際には粉をふいているわけではなく、葉や茎に白く短い毛が生えています。このような銀白色の白っぽい葉をもつ植物は「シルバーリーフ」と総称されています。

どんな種類の植物?

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シロタエギクはキク科の多年草です。原産地は地中海沿岸で、耐寒性が強く、霜にあたったり、雪にあたったりしても元気に育ちます。夏の暑さにも比較的強いですが、高温多湿になると株が弱ります。育て方も増やし方も簡単な植物で、花壇や寄せ植えに人気があります。シルバーの葉色を一年中保つ常緑種で、6〜7月には小さな黄色い花が咲きますが、花より葉に観賞価値がおかれます。10〜30cmの高さに育ちます。

シロタエギクの育て方

シロタエギクは大変丈夫な植物ですので、育て方はかんたんです。よく日が当たり、水はけのよい場所を好みます。ひょろひょろとのびてしまったり、シルバーレースの葉が緑色になる場合は日照不足です。高温多湿になると株元が蒸れるので、風通しのよい場所で育てます。具体的な育て方を以下にご紹介します。

種をまいて育てる

シロタエギクは、3月下旬〜5月の春と、9月〜10月の秋に種まきをします。土を湿った状態に保って1週間〜10日ほどで発芽します。本葉が2〜3枚に育ったら元気そうなものを選んで育苗ポットへ植え替えます。できるだけ根を傷めずに植え替えるのがポイントです。さらに本葉が4〜6枚になったら、花壇や鉢など植えたい場所に植え替えましょう。

苗を買ってきて植える

シロタエギクは苗の植え付け時期をえらびません。苗が店頭に並んでいる時期であれば、まず問題ありません。ひょろひょろと伸びきっていないで、茎がしっかりした苗を選んで購入するとよいでしょう。シルバーの葉色が美しく緑色になっていないものを選び、下葉が黄色くなっているようなものは避けます。苗と土の表面は水平にし、高さをそろえて植え付けます。

どんな土に植える?

シロタエギクの苗を植える際には、水はけのよい土を使います。草花用に配合された土を使ってもよいでしょう。自分で配合する場合は、赤玉土6と腐葉土4で配合します。肥料の配合されていない土を使う場合は、植え付け前に用土に肥料を混ぜ込みます。

水やりの仕方

シロタエギクは年間を通じて乾かし気味に育てます。土が乾いたら、たっぷり水やりします。鉢植えの場合は鉢底から流れ出るように、水をたっぷりとやります。そのことで、鉢内の水分を入れ替えることができ、酸素を鉢内に供給することもできます。根が発達するには、根も呼吸することが大切。乾湿が交互になるようにします。

肥料の与え方

シロタエギクは一年中元気に成長するので、真冬以外は肥料が必要です。植え込みの際と追肥に緩効性の肥料をあたえます。2ヶ月に一度くらいの追肥が適当ですが、寄せ植えに使う場合は、メインの植物に合わせて追肥をあたえるとよいでしょう。

剪定の時期と方法

シロタエギクはそのままにしておくと、見栄えが悪く伸びきってしまったり、風通しが悪くなったりするので、切り戻し剪定が必要です。剪定をおこなうと新芽が育って美しいシルバーレースの葉色を保つことができます。新芽ほど葉色がきれいです。風通しをよくして病害虫を予防する効果もあります。

剪定と切り戻しは違う?

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剪定の方法には3通りあり、「切り戻し」は剪定のひとつの方法です。剪定にはいろいろな方法があり、「すかし(間引き)剪定」、「切り戻し剪定」、「刈り込み」に分けられます。「切り戻し」は、樹形を小さくするために、伸びた枝を短くなるように剪定することです。「すかし(間引き)」は、間引くように枝をもとのところから切り、枝の本数を減らす方法です。「刈り込み」は、生垣など表面全体を伸びた枝の先端から均一に切る剪定です。

草丈が伸びたら切り戻し剪定

シロタエギクはそのままにしておくと、どんどん草丈が長くのびてくるので、草丈がのびてきたら切り戻し剪定の作業をします。長くのびきった枝を株の下の方の新芽の上でカットします。花壇や路地で放置するような育て方をすると、大きく育ちすぎて樹形をみだしがちですので、適宜切り戻し剪定が必要です。

夏の暑くなるまえに剪定

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シロタエギクは高温多湿に弱いので、夏前にすかし(間引き)剪定をして、風通しのよい株にします。バランスをみながら全体的に風通しがよくなるように仕上げましょう。

つぼみがみえたら剪定

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シロタエギクは花が咲くと株が弱り、草姿も乱れるので、つぼみが見えたらその下の節で切り戻し剪定をします。花がもったいないように思われるかもしれませんが、花よりも葉に観賞価値があるので、つぼみがみえたら思い切って剪定するのがおすすめです。花が咲いてしまっても、すぐに剪定するとよいでしょう。小さな黄色い花は6〜7月頃に咲きます。

鉢植えは大きくなったら植え替えする

シロタエギクはよく成長し、大きくなると鉢の中で根詰まりをおこします。株が大きくなったら鉢から取り出して、植え替えをします。鉢底から根が出ていたりしたら、根詰まりをおこして水や栄養分を吸収できない植え替えが必要な状態です。鉢から取り出して大きくなりすぎた株をわけたり、根鉢を崩して根を小さくしたりして新しい用土に植え直します。根や株を小さくしない場合は一回り大きな鉢に植えかえます。

シロタエギクの増やし方

シロタエギクは種をまく以外に挿し木という増やし方があります。種まきは前述しましたので、挿し木での増やし方をご紹介します。

挿し木での増やし方

シロタエギクの増やし方は挿し木がおすすめです。初心者でも簡単に成功します。古い株はだんだん美しい草姿ではなくなり、葉色も悪くなってくるので、挿し木をして新しい株を作って増やしていきます。

挿し木の時期

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シロタエギクの挿し木に適した時期は春から初夏、秋です。真夏や冬の時期は避けます。比較的簡単に成功しますが、特に梅雨時や9月の長雨のころなど、暖かくて湿度が高い時期に挿し木をすると成功しやすくなります。

挿し木の方法

シロタエギクの先端の部分をを10cmほど切り、水につけて挿し穂に水を吸わせた後、用土に挿します。挿し木には養分のない清潔な用土を使います。用土に有機物や肥料分があると、雑菌が繁殖しやすく、挿し穂の切り口から雑菌が入り込み、挿し穂を腐らせてしまうからです。挿し木用の土を使うと問題ありません。約1ヶ月で発根します。発根するまでは風通しのよい日陰におきましょう。

摘芯(ピンチ)での増やし方

摘芯(ピンチ)は増やし方というよりは、大きな枝分かれした株に育てるという方法です。シロタエギクの苗の真ん中の1本がのびてきたら、先端を摘芯(ピンチ)します。少しもったいない気がしますが、そうすると下部から新しい脇芽が出て枝分かれした大きな株に育ちます。

シロタエギクの寄せ植えのポイント

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