3月26日の誕生花は?特徴や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

3月26日の誕生花は?特徴や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

3月26日の誕生花は「キンセンカ」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について解説します。キンセンカ以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、3月26日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.3月26日の誕生花は?
  2. 2.キンセンカの特徴2選
  3. 3.キンセンカの育て方
  4. 4.3月26日の誕生花(キンセンカ以外)
  5. 5.3月26日にゆかりのあるもの
  6. 6.たくましく育てやすいキンセンカ

3月26日の誕生花は?

3月26日の誕生花は「キンセンカ」

出典:写真AC

ヨーロッパで古くから育てられ、日本での知名度も高い花・キンセンカ(金盞花)が3月26日(3/26)の誕生花です。キク科の仲間で、重なり合った花びらとふっくらとした花姿が魅力的です。オレンジやイエローの花色も非常にあざやかで、庭や花壇を華やかに彩ってくれますよ。寒さに強く、肥料や水やりの手間も少ないという育てやすさも、ガーデニング初心者には嬉しいポイントですね。

名前 キンセンカ(金盞花)
別名 カレンデュラ、チョウシュンカ(長春花)
園芸分類・形態 草花・一年草、多年草
原産地 地中海沿岸地域
開花の時期 12月~5月 ※最盛期は3月~5月
花の色 黄色、オレンジ
暑さ / 寒さ 弱い / やや強い~強い ※品種による
特徴 開花期が長い

キンセンカの特徴2選

特徴①花姿にちなんだ名前

出典:写真AC

キンセンカ(金盞花)の「盞」は「さかずき」とも読みます。黄金色の花が上向きに咲くようすがまるで盞のように見えることから、このような名前がつけられました。12月~5月と開花期が非常に長いことにちなんだ、「チョウシュンカ(長春花)」もキンセンカの別名です。英語では「カレンデュラ」とも呼ばれています。こちらはラテン語の「カレンダエ:一日、カレンダー」が語源で、月をまたいで花を咲かせることにちなみます。

特徴②ギリシャ神話にもとづく花言葉

出典:写真AC

キンセンカの花言葉は、「別れの悲しみ」「忍ぶ恋」「悲嘆」です。ギフトには不向きな、とても悲しいフレーズが並びました。これはギリシャ神話に登場する、水の精クリティの物語にちなんだものです。あるとき太陽神アポロンに恋をしたクリティは、謀略によって彼の恋人を生き埋めにしてしまいます。悲しみにくれるアポロンを見て自分の行いを悔やんだクリティが姿を変えたのが、キンセンカの花だといわれています。

キンセンカの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

キンセンカは庭植え・鉢植えのどちらでも栽培が可能です。日当たりと水はけさえよければ、ほとんど放任していても長いあいだ花を咲かせ続けます。こぼれ種で増える品種もあり、ワイルドフラワーとしての利用も人気です。秋に種まきをすると12月~2月には開花を始め、最盛期は3月~5月です。耐寒性も強いものが多いので、よほどの寒冷地以外は屋外で冬を越せますよ。

育て方②水やり・肥料

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キンセンカは乾燥には比較的強い植物です。庭植えで育てる場合、基本的には水やりはしなくても問題ないでしょう。鉢やコンテナで育てるなら、表土が乾いたらその都度たっぷりと水を与えます。過湿状態が長く続くと、根腐れの原因になるため注意してくださいね。肥料は庭植えの場合、元肥だけで十分です。鉢植えは緩効性化成肥料を元肥として施すのに加え、月1回のペースで液体肥料を与えるといいですよ。

育て方③植え付け・植え替え

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キンセンカの栽培には、市販されている草花用培養土を使うのが便利です。自分で配合する場合は、赤玉土と腐葉土を7:3程度で使うといいでしょう。種まきの適期は9月~10月ですが、春にまいても構いません。ポットで育苗してから花壇や鉢に移す方法と、直まきする方法がありますよ。キンセンカは暑さに弱く夏越しできない品種が多いため、基本的には一年草扱いです。そのため、植え替えは不要です。

3月26日の誕生花(キンセンカ以外)

出典:写真AC

3月26日の誕生花は、キンセンカ以外にもいくつもあります。ここではその中から、淡い色合いの花姿が美しい「スイートピー」と、小さなサクラがいくつも咲いているような「サクラソウ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもピンクや白などの花色を持つ、とても春らしい花ですよ。ちなみにそのほかの誕生花には、「エニシダ」や「ピンクのバラ」、「マリーゴールド」などがあります。

3月26日の誕生花①スイートピー

出典:写真AC

スイートピーはイタリア・シシリー島を原産とする一年草です。「sweet:甘い」「pea:エンドウマメ」という名前のとおり、マメ科に分類されます。繊細な花姿と甘い香りがロマンティックな雰囲気で、アレンジメントや花束などのフラワーギフトに多く利用されています。花言葉は白が「優しい思い出」「門出」、ピンクが「繊細」「優美」です。恋人はもちろん友人や同僚にも贈りたくなる、とても優しいメッセージですね。

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3月26日の誕生花②サクラソウ

出典:写真AC

ピンク色や白色の、サクラに似たかわいらしい花をつけるサクラソウ(桜草)も、3月26日の誕生花のひとつです。日本では北海道南部~九州の高原まで広い範囲に分布し、朝鮮半島や中国でも見られます。古くから観賞用として栽培されてきた花で、たくさんの園芸品種が開発されています。花言葉は「初恋」「淡い恋」「純潔」など、いずれもイノセントな雰囲気です。ギフトは小ぶりの鉢植えや、バスケットアレンジがおすすめですよ。

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3月26日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、3月26日にゆかりのあるものをご紹介しましょう。今日が誕生日の天野喜孝(あまの よしたか)さんは、静岡県出身の画家、ゲームキャラクターデザイナーです。繊細で幻想的なタッチのイラストは欧米でも人気が高く、ニューヨークやパリでも個展を開催してきました。日本では特に、「ファイナルファンタジーシリーズ」のキャラクターデザインで知られていますね。

3月26日の誕生石

出典:写真AC

3月26日の誕生石は「プラチナ」です。白い光沢を持つ金属で、日本では「白金」とも呼ばれます。時を経ても色あせず、上品な輝きを放ち続けることが特徴です。そうした性質から永遠の愛を誓うときのギフトとして選ばれることも多く、婚約指輪や結婚指輪の素材の定番となっています。南アフリカやロシアで産出されますが、産出量はとても少なく、希少価値の高い宝石です。

3月26日生まれの有名人

出典:写真AC

3月26日生まれ(星座はおひつじ座)の有名人には、以下のような人々がいます。静岡県出身の上原ひろみさんは、日本を代表するジャズピアニストです。その人気は日本だけに留まらず、毎年150以上の公演を世界中で行っています。

  • 天野喜孝さん(ゲームキャラクターデザイナー)
  • 上原ひろみさん(ジャズピアニスト)
  • 柳楽優弥さん(俳優)

3月26日の出来事・記念日

出典:写真AC

楽聖忌

3月26日は「楽聖忌」です。1827年、ドイツの作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンがなくなったことにちなみます。数々の素晴らしいピアノ曲や交響曲を作曲したベートーヴェンは、その才能を称え「楽聖(がくせい)」と呼ばれていました。ピアノソナタ「月光」や交響曲「運命」「第九」など、現在も多くの人に愛される名曲ばかりですね。

たくましく育てやすいキンセンカ

出典:写真AC

キンセンカは植え付けたあとの手間がほとんどかからない、丈夫でとても育てやすい花です。ポイントを押さえて栽培すれば、ガーデニング初心者でも美しい花を咲かせられますよ。種を採取する目的以外の花は、終わったらその都度こまめに切り取っておくと見栄えがいいのでおすすめです。真冬~初夏にかけての長い期間、花壇や玄関先をあざやかな花色で彩ってくれます。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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