【図鑑】リトープスを一挙紹介!海外に珍しい色の品種が多い?

【図鑑】リトープスを一挙紹介!海外に珍しい色の品種が多い?

リトープスは多肉植物の一種で、特徴的で魅力的な見た目から日本だけでなく海外でも愛好家が多いです。種類が非常に多く色合いもさまざまで、寄せ植えにするのもおすすめです。今回はリトープスの種類について、それぞれの特徴とともにご紹介します。

記事の目次

  1. 1.リトープスってどんな植物?
  2. 2.リトープスの種類図鑑【①~⑥】
  3. 3.リトープスの種類図鑑【⑦~⑫】
  4. 4.リトープスの種類図鑑【⑬~⑱】
  5. 5.リトープスの種類図鑑【⑲~㉔】
  6. 6.リトープスの種類図鑑【㉕~㉚】
  7. 7.レアな多肉植物リトープスを育ててみよう!

リトープスの種類図鑑【⑦~⑫】

⑦李夫人(りふじん)

李夫人は平らな面のなめらかさと窓に入る細かなギザギザとした模様が魅力的です。色はオリーブ、灰緑色、紫色、濃い赤紫色など種類によって異なり、花色は白色です。耐寒性に比較的強く育てやすいタイプといえます。変種の中でも紫李夫人の紫色は鮮やかで珍しい存在で、寄せ植えにもおすすめです。

変種・亜種

  • 紫李夫人、緑李夫人、大観玉など

⑧青磁玉

青磁玉は変種や亜種がないレアな存在で、青磁のような色味と質感が魅力です。窓はドーム型にぷっくりと膨れ上がり、割れ目が深く葉がきれいに2つに分かれるのが特徴です。分頭しやすく30頭以上にまで群生することもあります。

⑨大内玉

大内玉は頂部がこんもりと膨らんでおりハートの形をしています。中でも変種である紅大内玉は鮮やかなピンク色が美しく、「ピンクのハートが愛らしい」と人気です。側面は淡いピンクや赤紫、窓は明るいピンクやルビーレッドで、寄せ植えすると華やかさをプラスしてくれます。

変種・亜種

  • 紅大内玉

⑩宝翠玉(ほうすいぎょく)

宝翠玉は中央で分離し、左右に大きくY字型に開くのが特徴的です。明るい灰緑色や黒みがかった緑色をしており、窓の模様はあまり目立ちません。花色は鮮やかな黄色で葉よりも大きく成長することもあり、開花時期は特に見ごたえがあります。

変種・亜種

  • 紫宝翠玉

⑪菊章玉(きくしょうぎょく)

菊章玉は日本で作られた希少なリトープスで、血管のような赤みのある模様が菊に似ていることに名前の由来があります。薄くピンクがかったグレーは落ち着いた雰囲気で、窓の濃い赤茶色がよく映えます。花色は白で、変種や亜種はありません。

⑫大津絵

大津絵はオリーブグリーンや灰緑色をしており、窓に現れるノコギリ刃のようなギザギザとした模様が珍しい多肉植物です。小さいうちは模様がはっきりしませんが、脱皮すると次第に濃くなります。アクアマリンという変種は青みが強く美しく、室内装飾としても人気です。

変種・亜種

  • 緑大津絵、ピンク大津絵、アクアマリン、キスキーグラナットなど

リトープスの種類図鑑【⑬~⑱】

⑬紫勲(しくん)

紫勲は逆円錐型をしており頂面が平坦か若干盛り上がるタイプで、比較的大きく育つリトープスです。灰緑色か茶色がかった緑色をしているものが多く、大型タイプだと8頭ほどの群生株になります。レアではありませんが変種や亜種が非常に多く、室内に並べて飾る人も多いほど人気です。

変種・亜種

  • 弁天玉、キンバリー、バーチェリー、アルビニカ、紫褐紫勲、ホルニーなど

⑭曲玉(まがだま)

曲玉は上から見ると丸型で、頂部が平たく割れ目が小さいのが大きな特徴です。ご当地であるナミビアでは雲母片岩や珪石などに擬態していることから、緑灰色や青灰色、白色をしています。窓にある線模様の周りには無数の透明な点模様が入り、神秘的な印象を与えてくれます。

変種・亜種

  • ボルキー、紅玉、瑞光玉、春雛玉、アルケレー、瑪瑙玉、福音玉など

⑮福来玉(ふくらいぎょく)

福来玉は灰褐色から真珠色の葉に褐色の窓を持つ落ち着いた雰囲気が魅力で、縁起のよい名前から室内に飾る人も多いです。いくつかある変種や亜種の中でも福来玉の色素が消失し葉緑素の色がきれいに現れる緑福来玉が人気で、エメラルドグリーンの鮮やかさから寄せ植えにも好んでよく使われています。

変種・亜種

  • 緑福来玉、紫福来玉、ロークシー、グリーンステッチなど

⑯寿麗玉(じゅれいぎょく)

寿麗玉は基本的には白っぽい灰色や濃い灰色をしていますが色は変化に富んでおり、窓には血管状の模様がしっかりと入ります。ご当地のナミビアの中でも砂漠に自生していることから極端な寒暖差にも強く、60℃の暑さにも耐えられるほど丈夫です。

変種・亜種

  • 褐寿麗玉、大理石、ホットリップス、網目寿麗玉、フスカスなど

⑰微紋玉(びもんぎょく)

微紋玉は小型タイプで、窓に見られる茶色や濃い灰色の隆起した斑点が特徴です。くっきりとした大きめの斑点が見られるタイプは珍しく、リトープス愛好家の間でも人気があります。中でも人気の黄微紋玉は日本とアメリカの実生品種から生まれた変種で、黄緑色の葉に濃い緑色の斑点がよく映えます。

変種・亜種

  • 黄微紋玉、ラエビガータ、楽地玉など

⑱朝貢玉(ちょうこうぎょく)

朝貢玉は、窓の血管のような模様の合間に現れる赤色の点がルビーのように美しいと評判です。通常は黄色い花を咲かせますが、赤色朝貢玉と呼ばれる変種はピンク色の花を咲かせます。ピンク色の花を咲かせるリトープスは希少で、室内に飾っておくと癒し効果も期待できます。

変種・亜種

  • グラブラ、伊那玉、クリソベリル、ベルディグリスなど
ボタ爺

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次も引き続きリトープスの種類を紹介していくぞ!

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リトープスの種類図鑑【⑲~㉔】

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