オリーブの葉が落ちる原因とは?春・夏・秋・冬と時期別に解説!

オリーブの葉が落ちる原因とは?春・夏・秋・冬と時期別に解説!

さわやかでおしゃれな印象のオリーブは、観葉植物や室内インテリアとして人気があります。1年を通して葉が落ちる様子が見られることがありますが、原因を知っておけば枯れる前に対処ができて安心です。今回はオリーブの葉が落ちる原因について季節ごとに説明していきます。

記事の目次

  1. 1.オリーブの葉が落ちるのには理由がある!
  2. 2.オリーブの葉が落ちる原因【春】
  3. 3.オリーブの葉が落ちる原因【夏】
  4. 4.オリーブの葉が落ちる原因【秋】
  5. 5.オリーブの葉が落ちる原因【冬】
  6. 6.オリーブの葉が落ちる原因を知って上手に育てよう!

オリーブの葉が落ちる原因【秋】

①お礼肥が足りない

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お礼肥とは果実を収穫した後に樹勢を取り戻すために与える肥料のことで、お礼肥不足は葉を落とす原因にもなります。実を付けるには養分がたくさん必要で、収穫を迎えるころには株の栄養をほとんど使い果たしています。枯れることなく次の成長期にスムーズに移行するためにも、お礼肥は忘れずに与えましょう。お礼肥にはすぐに効き目の出る即効性化成肥料がおすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

種類にもよるけどオリーブの収穫時期は9月~10月だから、収穫を終えた10月~11月がお礼肥を与えるタイミングだよ!

②炭疽病

オリーブがかかりやすい炭疽病も落葉の原因のひとつです。炭疽病とは糸状菌が原因で発生する病気で、夏の終わりから秋にかけて発生しやすいです。果実や葉、新梢に黒色や茶色の斑点や変色が見られるなど「枯れてきたかな」と思うような症状が特徴で、落果や落葉を繰り返し最悪の場合株全体が枯れてしまいます。症状が進むと復活が難しいため、通気性を確保し予防に努めましょう。

ボタニ子

ボタニ子

炭疽病は周りの植物にも伝染するの。見つけ次第すぐに患部を剪定して、ビニル袋に入れて処分してね!

ボタ爺

ボタ爺

器具の使いまわしも厳禁じゃ!患部を剪定した後はアルコールなどでしっかり消毒するんじゃぞ!

「炭疽病」とは?病気の概要と予防・対策方法や使える薬剤を紹介!のイメージ
「炭疽病」とは?病気の概要と予防・対策方法や使える薬剤を紹介!
炭疽病は、いったん発生すると広範囲に広がりやすく、植物に深刻なダメージを与える病気です。炭疽病が発生する条件や時期を知って適切な予防をすることで、発生しにくい環境をつくれます。炭疽病に効果のある薬剤も参考に、対策に役立ててください。

③水の与え過ぎ

成長が緩慢になってくる10月頃からは水をあまり必要としなくなり、水やりしすぎると落葉や根腐れ、枯れるなどトラブルを引き起こしやすく注意が必要です。土表面が乾いてすぐに水やりするのではなく、3~4日待ってから水を与えてください。秋と同じく休眠時期である冬も水は控えめにして乾燥気味に管理します。葉に乾燥が見られても土が湿っているようであれば葉水で対応しましょう。

④実のなりすぎ

オリーブの実がなる時期に落葉が見られるときは、実のなりすぎが原因の場合があります。豊富に実がなるのはよいことですが枝に実がついていればいるだけ栄養分が実に集中し、葉に養分が行き渡らずパラパラと葉を落としてしまいます。実はつけたままにしておくと時期がくれば自然に落下しますが、落葉を防ぎ株に負担をかけないためにも適宜収穫しましょう。

⑤ネキリムシ

ネキリムシとはコガネムシの幼虫のことで、根を食害することによって落葉を引き起こす厄介な虫です。土の中にいるため気が付きにくいこともあり、葉がパラパラ落ちるなど「枯れてきたかな」と思われる症状が見られた場合は苗付近の土を掘り起こして確認しましょう。見つけたらすぐに捕殺し、大量に発生している場合は捕殺後薬剤散布にて対応してください。

ボタニ子

ボタニ子

秋に発生しやすいけど、真夏や真冬以外の時期にもみられることがあるから気を付けて!

オリーブの葉が落ちる原因【冬】

①剪定の失敗

オリーブは葉や枝が茂りやすく定期的な剪定が必要ですが、剪定の失敗は落葉を引き起こすため気を付けましょう。剪枝の適期は休眠期である2月~3月で、この時期であれば強剪定しても株への負担が少なく失敗しにくいです。長すぎる枝、茂りすぎた葉、徒長した枝、交差する枝など不要な枝をカットします。切り詰める場合は芽の上を5mm程度残してください。

2月~3月以外に剪定しても大丈夫ですか?

強剪定は休眠時期である2月~3月にするべきですが、間引き剪定や樹形を軽く整える程度であれば4月~10月の間にしても大丈夫です。湿度の高い時期などは剪定時に菌が入り込みやすいこともあり、切り口に癒合剤を塗布しておくと安心です。

②日照不足

日照不足は落葉だけでなく成長悪化や枯れる原因になりやすく注意が必要です。成長期に日に当てるのは基本ですが、特に注意したいのは冬の日当たりです。寒さが苦手なオリーブを元気に冬越しさせるコツは暖かな日光に当てることであり、短時間でも構わないので室内であっても日に当たる場所で管理しましょう。

③寒さ

オリーブは原産地が温暖な気候であることもあり寒さが苦手で、霜が降りたり雪が積もったりする環境では落葉や枯れるなどのトラブルを引き起こしやすいです。氷点下でも耐えられる品種もありますが、基本的には冬は室内で管理するのがおすすめです。室内であっても冷気には弱いため、日に当てる際は窓から少し離れた位置に置きましょう。

ボタニ子

ボタニ子

品種にもよるけど花や実を楽しむためには寒さに当てる必要があるの。霜や雪のない10℃以下の環境に約20日置いてね!

④暖房やヒーター

寒さが苦手なオリーブは冬場は室内で管理するのが基本ですが、暖房やヒーターの風に当て続けると乾燥しすぎて落葉することがあり注意が必要です。また生育適温は15℃~22℃程度なので、温風が出ないタイプの暖房器具を使う際も暑くなりすぎないように室温を調整するか離れた位置に置くと安心です。

⑤オリーブではなかった

株は元気で特にトラブルが見当たらないのにパラパラと葉を落とすときは、品種を確認してみましょう。オリーブと間違われやすい植物にロシアンオリーブというものがあります。ロシアンオリーブは名前にオリーブとついていますがグミ科グミ属の植物で、オリーブとは全く異なる樹木です。ロシアンオリーブは半落葉樹なので葉を落とすのは普通のことで問題ありません。

オリーブの葉が落ちる原因を知って上手に育てよう!

Photo byvargazs

常緑樹であるオリーブも通年落葉することがありその原因はさまざまです。放っておくと枯れる場合もあれば枯れそうに見えても問題ないこともあり、間違えた対処法をしないためにもしっかりと原因を把握しておく必要があります。特に病気や害虫、間違えた管理方法が原因の際は、葉が全て落ちる前に対応することが大切です。落葉の原因を理解し、上手にオリーブを育ててくださいね。

Anna
ライター

Anna

大きなお庭のある暮らしに憧れながら、バルコニーでひっそりガーデニングを楽しんでいます。

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