記事の目次
- 1.シソ(紫蘇)とは
- 2.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ①土づくり
- 3.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ②栽培環境・置き場所
- 4.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ③水やり
- 5.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ④肥料
- 6.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ⑤温度
- 7.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ⑥種まき
- 8.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ⑦苗の入手
- 9.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ⑧植え付け
- 10.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ⑨間引き
- 11.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ⑩摘心
- 12.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ⑪収穫
- 13.シソ(紫蘇)の育て方!種まきから収穫するまでの栽培のコツ⑫害虫対策
- 14.シソ(紫蘇)の栽培日記
- 15.シソ(紫蘇)のレシピ①麺類の薬味に
- 16.シソ(紫蘇)のレシピ②紫蘇キムチ
- 17.シソ(紫蘇)の保存方法
- 18.まとめ
シソ(紫蘇)の栽培日記
ここからは、実際にシソを育てた栽培日記をまとめます。
- 栽培者:家庭菜園初心者
- 栽培場所:北部九州
- 栽培時期:2019年6月~8月
- プランター(小)で種からの栽培
種まき
ボタニ子
シソを種から育てます。種まきの適期は5月頃なのですが、今回は少し遅れて6月中旬の種まきになりました。
栽培0日目(6月18日)、種まき
発芽
栽培11日目(6月29日)、発芽を確認
害虫対策
17日目(7月5日)、害虫発見!木酢液を散布
20日目(7月8日)、2つ目が発芽
追加で種まき
31日目(7月19日)、追加で種まき
43日目(7月31日)
収穫!(8月初旬)
シソ栽培の反省点
ボタニ子
今回はかなり放任で育てたため、収穫量が少ない結果となりました。以下に反省点をまとめます。
発芽率が悪い結果に
今回は手軽に栽培したかったために小さめのプランターを使用しましたが、その結果、株はあまり大きく育ちませんでした。事前に種を水につけず、湿らせた土に直まきしましたが、発芽率が悪く、追加でまいた種も発芽せず、無事に育ったのは2株のみです。
追肥は施したほうがよく育つ
今回は特に追肥を行いませんでした。小さめのプランターを使用し、土の量も少なかったので、定期的に追肥を行っていれば、株をより大きく育てられたと考えられます。
防虫対策は早めに!
今回は防虫ネットは使用せず、害虫を発見次第駆除しました。毎日こまめにチェックはしましたが、芽が出てもすぐに食べられては、苗になるまで株を守れません。苗が小さいうちに葉っぱを食べられてしまうとその後の成長に大きく影響するので、対策は早めに行うべきでした。
放任しても丈夫に育つ
シソは水切れに弱いので、栽培期間中は乾燥しないように管理しました。水の管理をしっかり行えば、多少放任していても丈夫に育ちました。
シソ栽培のポイント【まとめ】
- 種はまく前に水につけよう!発芽率が高められます。
- 小さな鉢やプランターでも栽培可能だが、土が少ないので、適宜追肥しよう!
- 水切れは枯れる原因。水やりを調整しよう!
- 防虫対策は苗が小さなうちから施そう!
【番外編】室内でも育ててみました
屋外で育てるのと同時期に種をまき、室内(キッチン)で鉢植えを育ててみました。以下、屋外と室内の栽培を比較してまとめます。
シソの屋外栽培と室内栽培の比較
- 香り:屋外で育てたほうが若干強い。
- 柔らかさ:葉っぱは室内で育てたほうが柔らか。
- 室内は虫食いの心配がなく、水だけで簡単に栽培可能。
- 室内のほうが秋まで長く栽培可能。
シソ(紫蘇)のレシピ①麺類の薬味に
紫蘇を数枚食べやすい大きさに切り、パスタやそうめんなどの薬味としてトッピングでいただきます。
シソ(紫蘇)のレシピ②紫蘇キムチ
シソをたくさん収穫できたら、紫蘇キムチを作ってみてはいかがでしょうか?おうちにある材料で漬け汁を作れるので、ぜひお試しください!
用意するもの
●大きめのシソ100枚くらい
●漬け汁(以下レシピ参照)
紫蘇キムチの作り方①漬け汁を作る
漬け汁の材料
うまくち醤油:250cc
みりん:250cc ※みりん風でも可
にんにく:大玉1個 ※すりおろした瓶入りなら大さじ1杯
コショウ:大さじ1杯 ※できれば韓国コショウが良い!
山椒粉:小さじ1杯
砂糖:大さじ1杯
作り方
- ニンニクを醤油とともにミキサーにかけます。
- 1を他の材料と一緒に容器に移してよく混ぜます。
ボタニ子
漬け汁を作るときに使う容器は、深めのタッパーなどがよいです。味噌の空容器が使えますよ!
シソキムチの作り方②シソを漬け汁に漬け込む
- シソの葉を水洗いし、ざるにとって水気をとります。
- 1のシソを一枚ずつ水気をとり、葉元の芯を摘みとります。
- スプーンの裏でシソを押しこみながら、漬け汁に漬け込みます。
- 全てのシソを漬け込んだら、冷蔵庫で7日~10日ほど寝かせ、完成です!
ボタニ子
シソ100枚程度を漬け汁に漬け込むのに大体1時間くらいかかりますよ~。出来上がった紫蘇キムチは、温かいごはんにのせていただくだけでも美味です!
シソ(紫蘇)の保存方法
シソをたくさん収穫できたら、使い切れなかった分はできるだけ新鮮なまま保存したいですよね。実は水につけておくだけで長持ちさせられますよ。
用意するもの
- 空き容器:シソが縦に入れられる大きさのもの
- 水:適量
保存の方法
- 容器に水を少し入れておきます。
- シソを茎の部分(軸)が下になる向きで、水に茎の先がつかる位置まで縦に入れます。
- ラップなどで蓋をして、冷蔵庫で保存します。
ボタニ子
水は3日を目安に取り換えましょう。容器はアイスコーヒーが入っているテイクアウト用のカップなども利用できますよ。
まとめ
薬味をはじめ、天ぷらやサラダなど幅広く利用できるシソ。たくさん収穫できて一度に使いきれないときは、茎(軸)を水につけておくだけで、鮮度を長持ちさせられますよ。種からも比較的簡単に栽培でき、丈夫なので、ガーデニング初心者にもおすすめです。今度の初夏は一鉢、シソを育ててみませんか?
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出典:写真AC