灌木(潅木・低木)とは?自宅の庭木におすすめの灌木16種をご紹介!

灌木(潅木・低木)とは?自宅の庭木におすすめの灌木16種をご紹介!

灌木(潅木)。これ、なんて読むかわかりますか?庭づくりに興味があってガーデニング関係の本をよく読む人は知っているかもしれませんが、あまり目にしたことない人も多い言葉なのでは。今日はこの灌木(潅木)についての説明とおすすめの品種などを紹介します。

記事の目次

  1. 1.灌木(潅木)とは?
  2. 2.灌木の種類
  3. 3.旬の季節別・庭におすすめの灌木を紹介
  4. 4.季節を問わず楽しめる常緑灌木
  5. 5.ちょっと変わりダネの灌木
  6. 6.まとめ

季節を問わず楽しめる常緑灌木

特に葉色のきれいな常緑灌木①ヤツデ

天狗さんが持つうちわとして知られるヤツデ

ヤツデ

天狗のうちわをひとあおぎすると、たちまち風が巻き起こる…。そのうちわがヤツデです。邪気を吹き飛ばすことを願ってか、昔から家の鬼門に植えられたりすることが多い灌木です。切れ込んだ葉の数を数えると8つあり、八つの手というのが名前の由来になっています。日陰でもよく育ち、冬も青々とした大きな葉を広げます。逆に日当たりがよすぎると葉が茂りすぎて管理が大変になってしまうので、日陰に植えるのが正解です。(常緑)

特に葉色のきれいな常緑灌木②アオキ

日陰に緑のボリュームを添えるアオキ

アオキ

ヤツデと同じく、ほとんど太陽の光が当たらない日陰でも健気に緑の色を添えてくれるアオキ。生長もゆっくりで手入も難しくなく、斑入りを選べばより明るさを演出することができます。冬枯れの庭のなか残るアオキの赤い実はまるで宝石のような輝きを放ちます。ただしこの実は食用には適さないので、小鳥さんに譲ってあげましょう。(常緑)

コニファー類

豊富な品種が人気のコニファー

コニファー

人気を博したコニファーガーデンで名が知れたコニファー。もともとが針葉樹なので地植えにすると大きくなりすぎて困るガーデナーが続出しましたが、最近では生長が遅く大きくならない灌木クラスの品種も出てきました。シンボルツリーにしたり、目隠しや生垣に利用したり、刈り込んでトピアリーにしたりと、用途の幅は広いです。最終的なサイズはどのくらいになるのか、苗を購入する際はショップのスタッフによく確認して選ぶようにしましょう。(常緑)

ちょっと変わりダネの灌木

変わりダネの灌木①ブラシの木

木になる赤いブラシ?

ブラシの木
Photo by naitokz

赤いタワシをいくつもつけたようなユニークなこの灌木はブラシの木です。語源はブラシにしか見えないその姿から。ブラシの毛のように見える部分は実は花びらではなく長いおしべ。フラワーアレンジに使うと個性的な雰囲気が出ます。(常緑)

変わりダネの灌木②エンジェルトランペット

別名 天使のラッパ

エンジェルトランペット

語源である「エンジェルトランペット」は、見てのとおり花の形から。和名では天使のラッパと呼ばれています。1m強ほどの背の低い木に20cmから30cmの長さの花をつけます。大株になると一度に50輪から100輪もの花がつき、夏の庭に圧倒的な存在感を放ちます。(常緑)

まとめ

Photo byavantrend

いかがでしたか。狭い庭に木は無理…。とあきらめていたあなた、小ぶりな灌木ならきっと理想の憩いの庭が作れるはず。苗木は園芸店やホームセンター、ネットショップなどで手に入れることができます。灌木で、庭に小さな憩いの森を作りましょう!

にっこり
ライター

にっこり

自然のめぐみと暮らしたい。

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