ナンキンハゼとは?紅葉が美しい樹木の特徴や育て方をご紹介!

ナンキンハゼとは?紅葉が美しい樹木の特徴や育て方をご紹介!

ナンキンハゼは新緑も紅葉も美しい樹木で、街路樹などに使われます。落葉の季節の黄色や赤い落ち葉もきれいで、見た目が面白い実も人気があります。ナンキンハゼの花言葉や特徴や育て方をまとめました。用途についてもご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ナンキンハゼとは
  2. 2.ナンキンハゼの特徴
  3. 3.ナンキンハゼの育て方
  4. 4.ナンキンハゼの用途
  5. 5.まとめ

ナンキンハゼの育て方

6月初め、花穂が出始めた頃のナンキンハゼ。

ナンキンハゼの紅葉の美しさと素敵な実を見ると、庭で育てたいと思う方もいるかもしれません。ナンキンハゼは特に西日本では簡単に育つ樹木ですが、それゆえの注意点もあります。ナンキンハゼの育て方をまとめました。

植え付け

太陽が大好き

ナンキンハゼは野生化するほど丈夫な樹木です。水はけがよく、やや乾燥気味の土壌を好みます。日光が好きなため、日当たりと風通しが良い場所を選びましょう。日向であれば、やせ地など多少条件が悪くても育ちます。寒さにもある程度は耐えますが、基本的には温暖な気候を好む樹木です。寒冷地ではきれいに紅葉しないため、関東南部以南が適しています。植え付け適期は厳寒期を避けた落葉期です。

広いスペースが必要

最も注意が必要な点は、広いスペースが必要だということです。ナンキンハゼは条件が合うと驚くほどの速さで成長します。横にも広がり枝葉が垂れやすいため、邪魔になりがちです。成長すると移植も難しいため、よく考えてから植えましょう。鉢植えにする方法もありますが、小さく維持するのは難しいです。植えたい場合は、後述するような成長の遅い園芸品種を選ぶとよいでしょう。

水やり・肥料

水やりも肥料も手間がかからない

乾燥にも強く、基本的に降雨だけで十分です。鉢植えの場合は、土が乾いたら水やりをします。やせた土地でも育ち、肥料もあまり必要としません。成長が気になる場合や、美しい新芽を見るためには、寒肥を施して春に備えて栄養を補ってやります。適した肥料は、油かすや鶏ふん、骨粉などの有機肥料です。

病害虫

病害虫の心配は少ない

イラガ(通称:電気毛虫)やテッポウムシ、カメムシがつくことはありますが、病害虫に悩むことはほとんどありません。木が背丈以上に大きくなると殺虫剤や消毒の散布が難しくなるため、剪定をしっかりして小さく保つか、専門の業者に依頼するのがおすすめです。

剪定・手入れ

毎年剪定する

条件が適すると成長速度が速いので、毎年剪定が必要です。剪定には強いですが、むやみに一律に刈ると、見どころである紅葉や実りを鑑賞できなくなります。落葉期(厳寒期は避ける)に強剪定を行うのがおすすめです。不要な枝を根元から切って間引き、余分な小枝も透いてあげます。その他の手入れとしては、落葉樹のため落ち葉の掃除があります。たいへんかもしれませんが、押し葉にすると素敵です。

増やし方

種まきか根ぶせで増やす

種が水や鳥に運ばれて野生化する樹木です。こぼれ種や、実を食べに来た鳥の糞から勝手に増えることもあります。手を加えて増やす場合の方法は、種まきか根ぶせです。種まきの場合は、採取した種から白いロウの部分を取り除き、中の本体を蒔きます。根伏せの適期は3月下旬~4月上旬です。株元を掘って太めの根を長さ15~20cmに切り、それを横向きに5~10cmの深さで植えましょう。

ナンキンハゼの品種

成長が遅い品種がある

ナンキンハゼには園芸品種がいくつかあります。成長が遅い品種を選ぶと原種よりも育てやすいでしょう。画像の「メトロキャンドル」は、新芽が淡黄色~ピンクで紅葉も美しい品種です。「スノーマウンテン」は、散斑入りで成長が遅いです。「グリーンホーネット」も成長が遅いですが、黄色の不規則な斑の部分は紅葉しないため、まだらな紅葉をよいと感じるかどうか評価が分かれます。

ボタ爺

ボタ爺

次項ではナンキンハゼの用途をご紹介します。

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