ツワブキ(石蕗)の花言葉は?名前の由来や開花時期もご紹介!

ツワブキ(石蕗)の花言葉は?名前の由来や開花時期もご紹介!

ツワブキという植物の花言葉をご存じですか?ツワブキは、観葉植物としても園芸植物としても楽しめます。さらに、葉や茎は食べることが可能で、漢方薬としても使える万能な植物です。今回は、そんなツワブキの花言葉や、特徴・開花時期などを紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.ツワブキ(石蕗)とはどんな花?
  2. 2.ツワブキの花言葉
  3. 3.ツワブキとフキの違い
  4. 4.まとめ

ツワブキ(石蕗)とはどんな花?

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名前 ツワブキ(石蕗)
学名 Farfugium japonicum
分類 キク科ツワブキ属
分布 東北地方から沖縄、中国など東アジア
開花時期 10月~12月
草丈 20~50cm

ツワブキ(石蕗)の特徴

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ツワブキは、キク科の多年草です。大きな葉は直径20cm前後の丸い形をしていて光沢があり、革のような質感です。海岸近くや崖によくみられますが、庭などの身近な場所でも生息します。島根県の津和野の地名は「石蕗の野」が由来とされていて、津和野の町花にはツワブキが指定されています。

ツワブキの開花時期

俳句では「石蕗(つわ)の花」が冬の季語となっていますが、開花時期は10月~12月の秋から冬です。3cm前後の大きさの花が、1株に10~30輪咲きます。花の色は黄色が広く知られていますが、白やオレンジ色の花も咲きます。白花種と八重咲きが有名で、葉の形などいろいろな品種が存在します。

ツワブキの名前の由来

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ツワブキの名前の由来のひとつに、ツワブキの葉がフキ(蕗)の葉に似ているからという説があげられます。ほかにも、葉に艶があることから「艶葉蕗(つやはぶき)」、葉が分厚いことから「厚葉蕗(あつはぶき)」が転じた、などの説があります。

ツワブキの花言葉

出典:写真AC

花言葉①『謙譲』『謙遜』

日本的な落ち着きを感じさせ、控え目で奥ゆかしい咲き姿が、この花言葉の由来とされています。緑と黄色のコントラストの美しさは、日本庭園や茶室などで好んで育てられています。

花言葉②『困難に負けない』

ツワブキは冬の寒い時期に花を咲かせます。また、日陰や生息地にある海岸沿いなど、厳しい環境でも強く丈夫に育つことから、この花言葉がついたとされています。

花言葉③『先見の明』

出典:写真AC

1年というくくりで考えると、季節は春から始まります。花といえばその春に咲くものが多いですが、それよりも早く冬に花を咲かせる特性が「先見の明」という花言葉の由来とされています。

ツワブキとフキの違い

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「蕗」という字を使用しますが、葉の形がフキに似ているところから付けられたもので、フキの仲間ではありません。ここでは、ツワブキとフキの見分け方について見ていきます。

  ツワブキ フキ
分類 キク科ツワブキ属 キク科フキ属
開花時期 秋~冬
分厚くて光沢がある 薄くて光沢がない
黄色い花 薄緑の花蕾(フキノトウ)
地上部が枯れて根だけになる 常緑性

まとめ

出典:写真AC

緑の葉と黄色い花のコントラストが美しいツワブキ。道端や庭先、公園など身近なところに咲いています。ぜひ探してみてください。

梅紅茶
ライター

梅紅茶

のんびりまったりと。自宅の庭で家庭菜園をしつつ、日々生息中。

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