オオアラセイトウとは
オオアラセイトウという植物をご存知ですか?ムラサキハナナ(紫花菜)とも呼ばれ、菜の花(花菜)と同じように食べられる植物です。きれいな紫色の花を咲かせ、こぼれ種からも次々と成長していく繁殖力をもっています。そんなオオアラセイトウの特徴や育て方、食べ方などをご紹介します。
オオアラセイトウの基本情報
科名 | アブラナ科 |
属名 | オオアラセイトウ属 |
別名 | ムラサキハナナ、ハナダイコン |
原産地 | 中国 |
耐暑性 | 普通 |
耐寒性 | 強い |
オオアラセイトウは外来種に分類される
オオアラセイトウは外来種の植物です。野生で生えているオオアラセイトウは生命力や繁殖力が強く、こぼれ種でどんどん生え広がります。また、オオアラセイトウは根がしっかりしているため、密度が高く生えている場所には、在来の植物がほとんど育成しないといわれています。
オオアラセイトウの名前の由来
オオアラセイトウは、ムラサキハナナの和名として使われています。ムラサキハナナは「紫色の葉の花」という意味です。原産地の中国では「大紫羅欄花」と表記されています。また「ピースフラワー」「平和の花」とも呼ばれており、日中戦争の悲劇を繰り返さないようにとの願いが込められている花です。
オオアラセイトウの花言葉
オオアラセイトウの花言葉は「優秀」「知恵の泉」です。オオアラセイトウを食用の植物として広めたのが、頭がよく優秀な軍師「諸葛亮孔明」であったという伝説があります。諸葛亮孔明の頭のよさが花言葉の元となり「優秀」や「知恵の泉」という花言葉が付いたといわれています。