蓬莱柿(ほうらいし)とは?味・旬な時期などの特徴や育て方を解説!

蓬莱柿(ほうらいし)とは?味・旬な時期などの特徴や育て方を解説!

蓬莱柿(ほうらいし)は、イチジクの品種の1つです。秋に収穫される実は食感と味に特徴があり、毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。この記事では、蓬莱柿の味わい方や樹の育て方を解説し、加えて、蓬莱柿以外のイチジクの種類や産地も紹介します。

記事の目次

  1. 1.蓬莱柿(ほうらいし)とは
  2. 2.蓬莱柿のおいしい食べ方
  3. 3.蓬莱柿の育て方
  4. 4.蓬莱柿の手入れのコツ
  5. 5.蓬莱柿以外のイチジクの種類
  6. 6.まとめ

蓬莱柿の手入れのコツ

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蓬莱柿は初心者でも育てやすい果樹ですが、剪定方法を間違えると実がならず、病気や害虫に注意しないと樹が枯れてしまうことがあります。この章では、立派な実をつけるために必要な手入れのコツを紹介します。

蓬莱柿の剪定を行うべき時期

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蓬莱柿を栽培する上で多くの方が悩むのが、剪定です。剪定は、行う時期によって目的が変わります。また、同じイチジクでも、実を収穫する時期により剪定方法も違います。

剪定を行うべき時期①2~3月

落葉している春先に行う剪定は、込み入った枝を減らし、樹の成長を助ける目的で行います。古い枝は切り落とし、前の年に伸びた枝も3~5芽を残して切り戻しましょう。蓬莱柿は、葉の付け根に花芽がつき、この花芽が伸びて実になります。枝先の芽は気にせず、剪定してよいです。

剪定を行うべき時期②4~5月

この時期に行う剪定は、葉や実の日当たりや風通しをよくすることが目的です。邪魔になりそうな葉や枝を取り除く透かし剪定を行ってください。この時期に剪定を行うと、樹を強くし病気の予防にもなります。

蓬莱柿の病気対策

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蓬莱柿のかかりやすい病気に、疫病とさび病があります。どちらも実の収穫に影響があり、注意が必要です。この章では、病気別に症状と予防策を紹介します。

かかりやすい病気①疫病

疫病は、主に実がかかりやすい病気です。実がジュクジュクして、白いカビが生えてきます。この病気は、土の中で冬越しした菌が雨で跳ね上げられて、実につくことが原因です。疫病は、土にわらを敷いて菌が苗木に付かないようにし、苗木を雨に当てないようにすることで予防できます。

かかりやすい病気②さび病

写真は、さび病がニンニクの葉に発生しているものです。さび病は、葉の裏に茶色の斑点が発生し、斑点はさびのような粉状になり、葉色が黄色に変色してしまう病気です。病気になった葉をそのままにしておくと、その葉が枯れてしまうだけではなく、他の葉にも感染していきます。あらかじめ薬剤をまいておくことで予防できます。

蓬莱柿の害虫対策

蓬莱柿の注意するべき害虫は、カミキリムシです。カミキリムシは蓬莱柿に卵を産み付ける時に、枝や幹に穴をあけて樹を弱らせます。その上、卵から産まれた幼虫は樹を食べるので、産卵したままで放置しておくと樹が枯れることもあります。カミキリムシを見かけたら、枝の穴や幼虫のふんがないかを確認することが大切です。

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蓬莱柿の樹を防虫ネットで覆うと、カミキリムシが卵を産み付けることを防げます。また、弱っている樹に産卵しやすいので、樹の樹勢を強くするために肥料をしっかり与え剪定を行うと、カミキリムシの被害を予防できます。もし、木くずのような幼虫のふんを見つけた時は、幼虫のいる穴をふさいだり、穴から薬剤を流し込んだりすることで駆除できます。

蓬莱柿以外のイチジクの種類

イチジクは、漢字で書くと「無花果」と書きます。花がないと思われている方も多いですが、実の中の赤いつぶつぶがイチジクの花です。一般的な果物は、花が咲いた後受粉して種の周りに果肉がついてきます。しかしイチジクは、花の一部が成長して実のようになります。花は咲かせず実をつけている特徴を持つことより、無花果という漢字のつづりになりました。

イチジクの品種分類

イチジクには、200以上の品種があります。日本で栽培されている種類はそう多くありませんが、蓬莱柿のほかにどのようなものがあるのか紹介します。

イチジクの品種は実がなる時期別に分類される

イチジクは、夏に収穫する品種、秋に収穫する品種、夏と秋に収穫する品種と、収穫する時期により3つの種類があります。蓬莱柿は夏にも実をつけますが収穫量が少なく、秋に収穫する品種に分類されています。

夏に収穫するイチジクの品種

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夏に収穫するイチジクには、「キング」や「ビオレドーフィン」があります。収穫時期が梅雨の時期と重なり実の管理が難しいため、あまり種類がありません。

秋に収穫するイチジクの品種

秋に収穫するイチジクは、蓬莱柿のほか、「セレスト」や「とよみつひめ」があります。品種改良も進められており、この時期に収穫できるイチジクの種類は増えています。

夏と秋に収穫するイチジクの品種

夏と秋に収穫するイチジクには、「桝井ドーフィン」と「カドタ」があります。桝井ドーフィンは、小さいながらも多くの実をつける特徴があり、日本で栽培されているイチジクの8割を占めます。スーパーで見かけるイチジクはほとんどがこの種類です。

イチジクの産地

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イチジクの栽培は、日本では中部地方より西の地域で行われています。また、世界では原産地のほかにも、多くの国で様々な種類のイチジクが栽培されています。

日本のイチジクの産地

イチジクの産地は、愛知県や和歌山県、兵庫県や福岡県があります。最も収穫量が多い県は愛知県です。以前は産地近くでしか見かけなかったイチジクも、輸送技術が発達して、全国で食べられるようになりました。

海外のイチジクの産地

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世界で最も収穫量が多いのはトルコで、日本に輸入されるイチジクの8割はトルコ産です。そのほか、イランやアメリカ産のいちじくも輸入されています。イチジクは実が柔らかく日持ちがせず、長距離の輸送には手間がかかるため、輸入されているイチジクは乾燥品が多いのが特徴です。

まとめ

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蓬莱柿は、秋に収穫できるイチジクです。イチジク独特の食感に加え甘みと酸味のバランスがよい味が好まれています。新鮮な蓬莱柿を味わうには、自分で栽培するのもおすすめです。初心者でも育てやすいので、挑戦してみてくださいね。

OGAWA
ライター

OGAWA

今はベランダガーデニングを楽しんでいます。

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