アボガドが腐った状態の判断基準は?腐っていく過程を画像で解説!

アボガドが腐った状態の判断基準は?腐っていく過程を画像で解説!

購入したばかりのアボカドを食べるとき半分に切ってみると果肉が茶色や黒く変色していたり、斑点があったりすることがあり、食べてよいのか判断しにくいですね。特にアボカドは腐るとどうなるのか、わかりにくいものです。そこで、アボカドが腐る過程を画像で見てみましょう。

記事の目次

  1. 1.アボカドが腐るとどうなるの?
  2. 2.画像で見るアボカドが腐る過程
  3. 3.おいしいアボカドの見分け方
  4. 4.アボカドを食べるタイミングとは?
  5. 5.アボカドの保存方法
  6. 6.新鮮なアボカドに食中毒の危険?
  7. 7.アボカドを熟し具合を見極めておいしく食べよう!

アボカドが腐るとどうなるの?

Photo bystevepb

アボカドは「森のバター」という呼び方でも知られている、とろけるような柔らかい食感が人気の果実です。さまざまな料理に使えるため、スーパーでも手軽に購入できますが、皮の色の濃さが原因で、見た目や臭いだけでは熟し具合や新鮮さを判断するのは難しいです。アボカドが腐るとどうなるのか知り、見分けられるようになりましょう。

外側から皮の色や触感で判断

Photo bysandid

アボカドの皮の色は熟してくるにつれて、鮮やかな緑から黒く変化していきます。緑色の部分がなく、完全に真っ黒なアボカドは、すでに腐り始めている可能性が高いでしょう。収穫からの時間経過が原因で、ヘタが陥没していることもあります。また、傷んだアボカドは指で押すと簡単にへこみができるくらい、皮の内側の果肉が柔らかいです。

半分に切って果肉の色や臭いで判断

Photo bysilverstylus

アボカドが腐っているか判断するには、切って果肉を見ると確実です。柔らかい果肉が全体的に茶色くなったり、黒くなったりしている場合は、傷んでいるのが原因だと判断してください。さらに、腐敗が進んでいると鼻にツンとくるような、酸っぱい臭いやカビの臭いを感じることもあります。果肉から汁が出る、種が簡単に外れるといった状態も、腐っているサインです。

果肉が黒くなるのは腐るのが原因とは限らない?

Photo bydirtdiver38

アボカドを切ったとき、果肉にぶつぶつと茶色や黒い斑点があったり、黒い筋のようなものが見えたりすることがあります。しかし、ほかの部分の果肉が黄緑色をしており、酸っぱいような臭いもしなければ傷んでいません。どちらも果肉が空気に触れたことで、酸化反応が起こるのが原因です。多少時間は経過していますが、食べることに問題はありません。

ボタニ子

ボタニ子

アボカドに栄養を届ける「維管束」という器官が酸化すると、茶色や黒い筋に見えるんだって!

ボタ爺

ボタ爺

黒い斑点はアボカドのポリフェノールが酸化し、メラニン色素が作られるのが原因なのじゃ。

画像で見るアボカドが腐る過程

Photo byKjokkenutstyr

購入したアボカドが熟し、やがて腐るとどうなるのか、日にちごとに画像で追っていきましょう。なお、日数は常温で保存した場合の目安であり、冷蔵庫で保存した場合とは異なります。

アボカドが腐る過程①買った当日の画像

Photo byjmexclusives

買ってきたばかりのアボカドは画像からもわかるように、鮮やかな緑色か深緑色をしています。まだ果肉も硬いため、しばらく追熟を行って食べごろになるのを待ってください。皮が黒っぽい色をしており、触ると果肉が柔らかい場合はすでに食べごろを迎えています。すぐに食べてしまいましょう。

アボカドが腐る過程②2~3日経過した画像

Photo byShutterbug75

熟してくると黒っぽくなるだけでなく、茶色や赤みがかった緑になることもあります。

買ったとき緑色をしていたアボカドも黒っぽくなり、そろそろ食べる頃あいを迎えます。皮全体が黒みがかった緑色になったら、十分熟している目安です。外からでもわかる見分け方は、軽く指で押して皮の内側が柔らかいかどうかを確認することです。熟しぐあいを判断したら、カットして中の果肉もみてみましょう。

アボカドが腐る過程③4~5日経過した画像

アボカドをおいしくいただくなら、加熱調理して早めに食べ切ってしまいたいころですね。ものによっては傷みがでてくるため、皮の表面にシワができたり、押すと果肉が崩れてしまうほど柔らかったり場合もあります。中に果肉にぶつぶつとした斑点や茶色や黒くなる変色がないか、鼻をつくような酸っぱい臭いがしないかも含め、注意して確認しましょう。

アボカドが腐る過程④1週間以上経過した画像

アボカドの表面がボコボコとへこみはじめ、軽く指で押すだけでもへこみが増えてしまいます。ヘタが陥没したり、ぽろっと取れてしまったりもします。割ってみると果肉全体が黒ずんでいるため、腐っているのがはっきりとわかるでしょう。さらに放置すると、酸っぱいような臭いやカビが発生する原因になることもあります。

おいしいアボカドの見分け方

見分け方①ヘタの周りの状態をチェックする

アボカドはヘタのほうから順に熟していくため、新鮮なものを見極めるときは、まずヘタ周辺の状態からチェックするのが早い見分け方です。指でヘタの辺りを押したときへこみができるほど柔らかいものは、かなり成熟が進んでいます。また、皮がへこむような感触がありヘタと皮の内側とが空いているものは、果肉が外気に触れて酸化しやすく早めに傷んでしまいます。

見分け方②皮にハリと適度な弾力がある

Photo byEngin_Akyurt

新鮮なアボカドは皮にシワがなく、みずみずしい印象があります。皮からハリや艶が失われているアボカドは、水分や栄養も抜けてあまりおいしくありません。収穫からかなり時間が経っているサインです。特に一部でもシワがあるものは中の果肉が茶色や黒くなっていたり、崩れてしまっていたりと、すでに傷みはじめています。

見分け方③皮の色が緑や深緑をしている

Photo bytookapic

熟す前のアボカドは鮮やかな緑色をしています。買ってすぐに食べたい場合をのぞき、皮の色が黒くなっていないものを選びましょう。購入したあとは深緑色から黒みがかった緑色になるまで、皮の色が変化するまで追熟してから食べます。店舗に並んでいるときから、完全に真っ黒なアボカドは熟しすぎている可能性があります。

ボタニ子

ボタニ子

次のページからは具体的なアボカドの食べごろについて解説するよ!

次のページ

アボカドを食べるタイミングとは?

関連記事

Article Ranking