ピレアの育て方
ピレアは丈夫な植物で、室内でも気軽に育てることが可能です。しかし寒さにはあまり強くないため、冬場は暖かい場所で管理したり、病気にかからないよう、こまめな剪定で葉の風通しをよくしたりすることが重要です。そんなピレアの育て方をご紹介します。
育て方①置き場所
ピレアは熱帯や亜熱帯地方に自生している植物ですが、直射日光はあまり好みません。太陽の光が強く当たってしまうと、葉焼けを起こしてしまったり、枯れてしまったりする恐れがあるため注意が必要です。室内のレースのカーテン越しなどが置き場所に適しています。
冬場は霜に注意
ピレアは耐寒性があまり強くなく、冬場に外で育てるのは向いていません。約5℃までしか耐えられないため、霜に当たると枯れてしまいます。そのため、冬場は暖かい室内で育てるのがポイントです。
育て方②用土
ピレアには、水はけと水持ちのよい土が向いています。ホームセンターなどで売られている、観葉植物用の培養土がおすすめです。自分で配合する場合は、赤玉土と腐葉土をよく混ぜて、水はけのよい土を作り使用します。
育て方③水やり
ピレアには多少の湿気が必要です。土の表面を触ったときに、湿った土が少し手に付くぐらいが最適といわれています。そのため、土の表面が乾ききってしまったり、水を切らしてしまったりしないように、たっぷりと水を与えて育てることが必要です。
冬場は霧吹きでの水やりがおすすめ
冬になるとピレアは休眠期に入ります。休眠期はあまり水を吸わなくなるため、水を与えすぎると土に水がたまってしまい、根腐れの原因となってしまう恐れがあります。根腐れを防ぐために、霧吹きで少量ずつ様子を見ながら水を与えるのがおすすめです。葉の表面に水を与える「葉水」という方法も、根腐れを防ぐには効果的といわれています。
育て方④肥料
ピレアは植え付け前に、緩効性の固形肥料を元肥として混ぜ込んでおくとよく育ちます。追肥は、春から秋までの成長期にのみ与えるのがおすすめです。1カ月に1度、液体肥料を適量与えてください。休眠期の冬は、肥料を与える必要はありません。冬に与えてしまうと、根腐れを起こして枯れてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
ピレアの増やし方
ピレアはつるを伸ばし、大きく成長するため、さまざまな方法で増やせます。主な増やし方は「挿し木」と「水挿し」「株分け」という方法です。それぞれの増やし方をご紹介します。
増やし方①挿し木
挿し木は1番手軽で、成功率も高い増やし方です。春から夏にかけて元気に成長している部分の茎を10cmほど切り取り、下の方の葉は取り除きます。育苗ポットに赤玉土を入れ、そこに挿し木を挿すだけという初心者でも簡単な方法です。たっぷりと水やりをして育てると1カ月ほどで根が出てきます。
増やし方②水挿し
ピレアの水挿しでの増やし方は見た目もおしゃれで、かわいく飾りながら増やしたい人におすすめの方法です。春や夏の育成期に伸びすぎた茎を剪定し、そのまま挿し芽として使用します。ビンやコップに水を入れ、挿し芽を入れておくだけで2〜3週間で根が出てきます。このまま水耕栽培で育てることも可能です。
ピレアの水耕栽培
ピレアは水耕栽培で育てられる観葉植物です。お気に入りのビンに水を入れてピレアを挿し、水を切らさないように育てます。また、ハイドロボールを使用して「ハイドロカルチャー」で育てると、ピンク色な青色など、好きな色のハイドロボールを選べるため、おしゃれに飾ることが可能です。
増やし方③株分け
株分けで増やす場合は、暖かくなってきた5月〜6月頃に行うのがよいでしょう。土を丁寧に掘り起こし、根をちぎってしまわないように優しく持ち上げます。古い土を取り除き、手でほぐすように根を分けたら、適度な大きさに株分けをしていくという方法です。赤玉土を入れた植木鉢などに植え替え、たっぷりと水やりをして育てます。

ボタニ子
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