ピレアの飾り方
ピレアはリーフプランツとしても親しまれている植物です。葉を楽しむ観葉植物のため、飾り方もたくさんあります。ピレアの飾り方をいくつかご紹介します。
ハンキング
長くつるを伸ばす性質を生かして、ハンキングを利用した飾り方もよく合います。高いところに吊るすと、下まで長くつるを伸ばし美しい見た目になる人気の飾り方です。窓辺にいくつもハンキングを飾ると、グリーンカーテンとしても利用できます。
リース
ピレアは葉の形や模様、大きさなどさまざまな品種があり、リースのポイントとして使われることもあります。カラーリーフとも呼ばれ、リースにして美しい葉を愛でる飾り方もぴったりです。ほかの花との相性がよいのもピレアの魅力です。
フラワーアレンジメント
ピレアのこんもりとした葉の特徴を生かし、フラワーアレンジメントに利用する方法もあります。小さなかわいらしい葉は、色とりどりの花ともよく合うため、一味違うピレアの飾り方としてもおすすめです。
ピレアの病気と害虫
ピレアは室内で育てられることが多く、病気や害虫被害は少ないとされていますが、油断は禁物です。ピレアのかかりやすい病気や害虫被害をご紹介します。
葉枯病
葉枯病は、育成期の中頃に起こりやすい病気です。葉が生い茂ってきて、風通しが悪くなるとカビが原因で発生してしまいます。そのため適度な剪定をして、ピレアの葉の風通しをよくすることで、予防できます。葉枯病にかかってすぐの状態なら、薬剤で治せるため、早めの治療が必要です。
炭そ病
炭そ病は、カビが原因で起こる病気の1つです。葉や茎の部分に灰色の斑点が出てきて、中心部分は黒い点のようになります。温度が高いと、ピンク色のネバネバした液が出ることもあります。この病気にかかった部分はすぐに取り除き、他の部分に感染してしまわないように注意が必要です。
カイガラムシ
ピレアの表面に白っぽいつぶつぶが付いていたら、カイガラムシを疑います。見つけ次第すぐに取り除くことが重要です。カイガラムシをそのまま放っておくと、ピレアの汁を吸って成長するため、最悪の場合枯れてしまいます。被害にあってしまった葉は、手でちぎって取り除きます。
まとめ
ピレアの種類や特徴、育て方や増やし方などをご紹介しました。室内で簡単に育てられ、風水としても利用できる魅力的な観葉植物です。たくさんある種類のなかから、お気に入りの葉の形や模様を見つけて、ぜひピレアを育ててみてくださいね。