アロマティカスの育て方!葉が伸びすぎたときの剪定方法などを解説!

アロマティカスの育て方!葉が伸びすぎたときの剪定方法などを解説!

アロマティカスは育て方も簡単で、ハーブ栽培初心者の方でも上手に育てられます。玄関にいくつか並べておくと芳香剤代わりにもなりますし、料理やお菓子、ハーブティーなど利用用途はさまざまです。生活にとても役立つアロマティカスの育て方や剪定方法をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アロマティカスとは
  2. 2.アロマティカスの育て方
  3. 3.アロマティカスの手入れ
  4. 4.アロマティカスの増やし方
  5. 5.まとめ

アロマティカスとは

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アロマティカスは多肉植物のような葉をもつハーブで、収穫は年間通して可能です。葉の表面には産毛のように細かい毛が生えています。とてもよい香りがするため、その香りを生かした料理に利用されることもあります。また、紅茶やお菓子などの風味づけはもちろん、ハーブティーでも楽しめます。寒さに弱いアロマティカスは鉢植えで育てるのがおすすめです。

アロマティカスの効能・特徴

アロマティカスは日光を好み、加湿と寒さに弱い植物です。アロマティカスには傷や炎症などを治癒に導く効能があるといわれています。そのため、原産地のアフリカや東南アジアなどでは傷口ややけどを治すためにアロマティカスを利用している地域もあります。

 
名前 アロマティカス
学名 Plectranthus amboinicus
原産地 南アフリカ、インド、東南アジア
分類/形態 シソ科プレクトランサス属/多年草
大きさ 20~50cmくらい
多肉質で表面に細かい毛が生えている
耐寒性 弱い
耐暑性 普通

アロマティカスの育て方

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アロマティカスの育て方はとても簡単で、誰でも気軽に育てられます。アロマティカスは日に当たることが大好きなハーブですので、冬のような寒い季節以外は戸外で育てるのがおすすめです。戸外で育てている間は雨が避けられるような場所に置くというのがポイントです。これはアロマティカスが湿度の高い状態をとても嫌うためです。室内で育てたい場合には窓辺の明るい場所で育てるとよいでしょう。

育て方①環境

アロマティカスは日照不足が続くと葉が薄くなり元気もなくなりますが、高温で多湿の状態はとても苦手です。また、耐寒性も弱い植物です。これらの特徴を考慮すると、春と秋は戸外の日当りがよいところに置き、夏の間は半日陰で風が通るような場所で育てるのが適しています。冬は室内に入れて管理します。

育て方②土と肥料

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アロマティカスは多湿を嫌い乾燥が好きな植物ですので、用土には水はけのよいものが向いています。川砂などを混ぜるのもよいですが、多肉植物用の土を使用すると便利です。肥料はあまり必要でないため、株に元気がないときや葉の色が悪くなってしまったときなどには液体肥料を薄めて与えるとよいでしょう。

育て方③水やりと病害虫

多湿に弱いアロマティカスは水を与え過ぎないよう注意が必要です。鉢の受け皿にも水をためないよう気をつけます。いつも土が湿った状態にあると根腐れして枯れてしまいます。土を触り、湿り気が感じられるようなときには水を与えないようにします。病害虫に関しては、カイガラムシやナメクジの被害にあうことがありますので、時々チェックして株を弱らせないようにしましょう。

育て方④冬の管理

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寒さに弱いアロマティカスを育てるには気温に注意しないと枯れてしまうことがあります。冬の間は室内に入れ、明るい窓辺のような所に置くとよいでしょう。水やりも控えるようにします。10℃以上の環境で育てるのがおすすめですので、夜間には気温が低下する窓辺から離れた場所に移動します。春が近づいたら戸外に出る準備ができるよう、時々外で日に当てる機会をつくるとよいです。

育て方⑤夏の管理

アロマティカスは高温で多湿の状態を非常に嫌うため、湿度には注意が必要です。日差しが強すぎると葉焼けしてしまいますので、夏の間は半日陰で風がよく通るような場所で育てるようにします。葉がたくさん茂っている場合には、本格的な夏が到来する前に剪定すると蒸れを防ぐことができます。

次のページでは、アロマティカスの手入れと増やし方をご紹介します。

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アロマティカスの手入れ

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