ボロニアの育て方!水やり・肥料など基本的な管理から増やし方まで解説!

ボロニアの育て方!水やり・肥料など基本的な管理から増やし方まで解説!

ボロニアはオーストラリア原産の花木です。花は小さいですが量が大きく色もきれいで、わずかに柑橘の香りがするため人気があります。その反面、育て方が少々難しいため、常に適した環境と管理を求められます。今回は美しい花、ボロニアの育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ボロニアとはどんな花?
  2. 2.ボロニアの育て方
  3. 3.ボロニアの育て方①置き場・日当たり
  4. 4.ボロニアの育て方②土壌・肥料
  5. 5.ボロニアの育て方③水やり
  6. 6.ボロニアの育て方④病気・害虫
  7. 7.ボロニアの育て方⑤植え付け・植え替え
  8. 8.ボロニアの育て方⑥増やし方
  9. 9.まとめ

ボロニアの育て方

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ボロニアは管理が難しい花ではありますが、育てることができないわけではありません。ここからは、ボロニアをの植え付けや管理をするうえで押さえたいポイントをご紹介していきます。特に置き場所と肥料は夏と冬で変えなくてはいけないので、注意が必要です。

ボロニアは季節で置き場所を変えなくてはならないため、鉢植えで育てるようにしてください。

ボロニアの育て方①置き場・日当たり

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ボロニアは日光が必要な花ですが、耐寒性も耐暑性も強くありません。特に夏と冬の過酷な環境下では、管理を誤るとあっという間に枯れてしまいます。常に快適な置き場を提供しなくてはいけないので、ここでチェックをしてみましょう。

夏の置き場

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ボロニアは日差しが必要な花ですが、真夏の直射日光には耐えることができません。日差しの強い時期は半日陰か、レースカーテン越しで日差しの当たる場所に置くようにしましょう。また、乾燥した空気も好むため日本の梅雨など湿度の高い時期も気を付ける必要があります。このことから、ボロニアは日当たりと風通しのよい置き場を選ばなくてはいけません。

冬の置き場

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耐寒性が弱いボロニアは、冬の時期に外で育てることはできません。気温が5℃以下の時は室内で育てるようにしてください。また、室内で育てる時も日当たりと湿度には気を配る必要があります。特に、加湿器などで湿度が高すぎると病気や根腐れの原因に繋がります。

ボロニアの育て方②土壌・肥料

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ボロニアは根が繊細なので、土と肥料も気を付けて選択してあげる必要があります。ここでは、ボロニアに適した用土や肥料をご紹介します。特に土は、後述の「ボロニアの育て方⑥増やし方」で紹介する挿し木でも必要なので、増やすことを考えている人は覚えておきましょう。

用土

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ボロニアは乾燥を好みますが水やりも重要な花なので、水はけのよさが求められます。根っこの成長が早いですが細く弱いため、鹿沼土5:ピートモス3:軽石2の酸性の用土で育てるのがベストです。もしくはサボテン用の培養土でもよいでしょう。

ボロニアは根の成長が早いため、こまめに根の状態をチェックしてください。植え替えもこまめに行う必要があります。

肥料

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ボロニアは根が弱いため、肥料も強いタイプは好みません。なので、元肥には緩効性化成肥料を土に混ぜておきくようにしましょう。また、追い肥は春~秋の生育期間中にリン酸成分が少ない液体肥料を、週に1本のペースで与えます。春の時期は油かすを置き肥するのも効果的です。

夏の時期に追い肥をすると生育の妨げになります。夏と冬の時期は肥料は与えないようにしましょう。

ボロニアの育て方③水やり

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ボロニアを育てるうえで最も気を付けなくてはいけないのが水やりです。基本的には1年を通して、土の表面が乾いたら、鉢の底から水が流れるくらいたっぷりの水をあげてください。また、時々は水を与えることで害虫と病気の予防にもなります。ここでは、水やりの注意点をご紹介していきます。

梅雨の時期の対応

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ボロニアは水やりが大事ですが、やりすぎると根腐れを起こしてしまいます。また、もともと湿気に弱い花ですので、梅雨の時期に水やりをいつものペースで行っても根腐れに繋がります。梅雨の間は余計な枝葉を切ってしまい、通気性を高めてあげましょう。

葉が落ちていたら

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ボロニアは湿気に弱い花ですが、水やりが不足すると今度は葉が落ちてしまいます。実は、これはボロニアにとって一番危険な状態です。なぜなら、葉が落ちたボロニアは復活できる可能性がかなり低いからです。このように、ボロニアは水をやりすぎても、やらなさすぎてもよくない花なのです。

ボロニアの育て方④病気・害虫

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ボロニアは繊細だと紹介してきましたが、意外と病気のトラブルは少ないほうです。ですが、病気以上に害虫には注意が必要です。特に厄介なのが「ハダニ」と「アブラムシ」です。ここでは、この2匹の害虫についてご紹介していきます。なお、病気に関しては、他の花と同じ程度の管理で大丈夫です。

ハダニ

ハダニは葉の裏側などについて葉緑素を中心に栄養を吸っていく害虫です。放っておくと葉が白くなり最終的には枯れてしまいます。ハダニは高温乾燥の時期に出てくるため、梅雨の前後は注意してください。水気が苦手なので、葉に水をかけることで予防に繋がります。発生したら薬剤で駆除しましょう。

アブラムシ

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アブラムシは春と秋に発生します。植物の液を吸うだけでなく、植物を病気にしてしまう恐れもあります。こちらも発生したら薬で駆除してしまうのが確実です。また、薬を使いたくない場合は天敵のてんとう虫の力を借りる、という対策方法もあります。

ボロニアの育て方⑤植え付け・植え替え

繊細なボロニアは、植え方、植え替え方にも気を配る必要があります。ここではボロニアの植え方と植え替え方についてご紹介します。なお、苗を植える際は葉が枯れていたり、落ちたりしているものは購入しないことをおすすめします。理由は、葉が枯れているのは水を受け付けなくなり、育ちにくくなっているためです。

植え付け

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ボロニアの根は弱いので慎重に扱わないといけませんが、植え方自体は他の花木の植え方とほぼ同じです。開花株の場合、根鉢を崩さないよう丁寧に取り出します。ボロニアは根の成長が早いため、一回りほど大きな鉢に植え付けます。根詰まりを起こすと水が上手く回らず枯れる原因も繋がるので、細かくチェックをしてあげましょう。

植え替え

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すでに植え付けているボロニアを植え替える場合、根鉢の周り少しだけ崩して取り出し、一回り大きな鉢に植え替えます。時期は花が終わった後か、9月の上旬か中旬が適期です。この時、ボロニアの負担を減らすために、枝を半分くらいに剪定するのもおすすめです。剪定することで栄養を集中させ、茎や枝葉を元気にします。

ボロニアの育て方⑥増やし方

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ボロニアは管理が難しいですが、増やし方は他の花木と大差ありません。増やし方でおすすめなのは挿し木です。花が終わったら新芽が伸びるので、この芽が出た茎を挿し穂として使います。茎の先端から6cmほど切り落とし、水はけのよい、ボロニアに向いた用土に挿しましょう。増やし方自体はそこまで難しくありませんが、定着した後はこまめな管理が求められます。

まとめ

出典:写真AC

見た目や香りも素敵ですが、日本の夏と冬が苦手なボロニアをご紹介いたしました。ボロニアは植え方から用土、水やり、置き場所など、あらゆるところに注意が求められます。ですが、花が咲いた時の喜びは代えがたい、という事で人気のある花でもあります。難しそうということで敬遠される方もいるかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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ライター

orange876

インテリアにたくさんのグリーンを取り入れたい主夫です!

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