ベニフキノメイガ駆除方法
殺虫剤で駆除
ベニフキノメイガを含む害虫による被害の発見が早ければ早いほど、薬品や殺虫剤を使わずに済むのですが、大量発生してしまうと手に負えなくなってしまうので、薬品や殺虫剤を頼って駆除するしかありません。害虫の幼虫や卵を見つけたら、割りばしや軍手を利用して取り除き、その上に殺虫剤を吹き付けましょう。1匹見つけたら、他の部分にもたくさんいると考えていいです。
被害を受けた部分を切り取る
ベニフキノメイガを含む害虫の幼虫のほとんどは、逃げ足が速く、うまく取り除けない場合があります。なかなか捕まえられない場合は、害虫の幼虫がいる部分を枝ごとハサミで切りましょう。切った枝は、プランターや鉢に放置せず、処分してください。切り取った後、殺虫剤を吹き付けるといいです。
ベニフキノメイガに有効な殺虫剤
ゼンターリ顆粒水和剤
速効性はありませんが、水に溶けやすく、扱いやすい殺虫剤です。効果は1~2週間ほどで、害虫の天敵のカマキリやハチ、クモなどに対しての毒性はないため、安心して使用できます。
安心して使用できる殺虫剤
ゼンターリ顆粒水和液は、化学殺虫成分を使用していない薬品なので、ローズマリー、大葉、バジル、ミントなどシソ科の植物を育てて料理に使用したいという方におすすめです。ゼンターリ顆粒水和液は水に薄めて使用しましょう。
ベニカマイルドスプレー
住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー 420ml 食品成分 殺虫殺菌剤
参考価格: 614円
ベニカマイルドスプレーは、水に薄めずそのままの状態で使用できる殺虫剤です。においもなく、ハーブを収穫する前日まで使用回数の制限なく使えます。毒性はなく、ベニカマイルドスプレーに含まれている還元水あめが物理的に害虫を駆除できる仕組みになっています。
自然派志向の殺虫剤
ベニカマイルドスプレーは、食品成分から使われている自然派志向の殺虫剤です。化学殺虫成分を使用した薬品に抵抗がある方、収穫したローズマリー、大葉、ミント、バジルなどシソ科のハーブを料理に利用したい方におすすめです。毒性がないので、害虫の天敵であるカマキリ、クモ、ハチなどを弱らせてしまうことはありません。
まとめ
ベニフキノメイガを含めたハーブの害虫を駆除するのに、殺虫剤は欠かせません。殺虫剤を使うときは、毒性がなく、できるだけ化学殺虫成分が入っていない薬品を使用して駆除するようにしましょう。毒性の強い薬品は、ハーブにとって大事な微生物の発生まで抑えてしまう可能性があります。大事なハーブを守るためには、早期発見、早期駆除です。日々の観察を怠らないよう気を付けましょう。