アルケミラ・モリスの品種
アルケミラ・モリスの種類には園芸用があり、大きいものから小さいものまで豊富にあります。どの品種も花壇に植えやすく、ネットや店頭で低価格で購入できることから人気があります。そんなアルケミラ・モリスの品種をご紹介します。
アウスレーゼ
花が大きめの高性品種です。ボリュームのある花をつけるため、切り花によく使用されて人気があります。草丈が伸びやすいことが特徴です。
エリスロポダ
エリスロポダはほかの品種と花姿は似ていますが、小型であることが特徴です。流通している数が少ないため、ネットや店頭であまり見かけることはありません。しかし、育て方はほかの品種と同じで栽培しやすく人気です。
ブルガリス
草丈は50cmほどで、見た目や花はほかの品種とよく似ています。葉をよく見ると切れこみが深く入っていて、細身であることがわかります。見分ける際には葉を観察してみましょう。
ロブスタ
ロブスタは小さいものでも約50cmほど成長し、ほかの品種よりも大型なことが特徴です。葉ものとして使ったり小花として使ったりできて、切り花向けの品種です。
ボタニ子
アルケミラ・モリスの育て方
アルケミラ・モリスは、ポイントを押さえれば簡単に栽培できます。アルケミラ・モリスの魅力である、きれいな黄緑色の花を咲かせるにはどのように育てればよいのか、みていきましょう。
育て方①置き場所
日当たりのよい場所か半日陰に置く
アルケミラ・モリスは日光を好みますが、暑さには弱い種類です。日当たりのよい場所か半日蔭で育てます。また、湿気があるところに置くと葉が枯れてしまうため、風通しのよい場所を選ぶことが大事です。
育て方②水やり
水やりはたっぷりと
アルケミラ・モリスは、乾燥を嫌います。土が乾燥していたら、多めに水をあげましょう。ただし、夏に水を与えすぎると育ちが悪くなるため、夏場は少なめにします。
育て方③用土
水はけがよい用土を準備する
湿気を嫌うアルケミラ・モリスには、水はけのよい用土が必要です。赤玉土3:鹿沼土3:腐葉土2:軽石2を混ぜたものを準備しましょう。
育て方④植え替え
2年に1度のペースで行う
大株になると根詰まりを起こしやすくなり、花が咲かなかったり発色が悪くなったりします。植え替えと同時に株分けの作業もしてしまいましょう。土から掘り起こしたら根についている土を払い、株元からハサミで切り分けてください。大きめの鉢に新しい用土を入れて、植え替えます。
育て方⑤夏越し
アルケミラ・モリスは、暑さに弱いため夏越しするときには注意しましょう。夏場に直射日光を当て続けたり、湿気のある場所に置いたりすると、すぐに枯れてしまいます。夏は室内で育ててあげましょう。何度か夏越しすると、耐暑性がついてきます。
育て方⑥病気や害虫
アルケミラ・モリスは根腐れを起こしやすい植物です。水はけと風通しのよい場所で育てることは、いきいきした花を咲かせる条件としてはずせません。また、葉やつぼみには毛虫がつきやすいため、防虫剤で予防しましょう。
まとめ
アルケミラ・モリス(西洋羽衣草)は、イングリッシュガーデンや切り花など、活躍の場が多い花です。葉についた水滴はとても美しく、観賞価値は高いです。ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。
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アルケミラ・モリスは、どの種類もよく似ているんだ。見分けるときは、草丈や、葉のかたちを見てみよう。