ギボウシとは
ギボウシがパーフェクトプランツと呼ばれている理由は、植えてしまえば数年は手がかからない、病害虫の心配もほとんどない、そして何よりもカラーリーフとして美しい、といったところでしょうか。唯一の欠点は冬季に地上部が枯れてしまうことですが、丈夫で育て方も簡単なので初心者にもおすすめの植物といえます。
ギボウシの基本情報
| 学名 | Hosta |
| 和名:別名 | 擬宝珠:ウルイ、ホーライ、カエルノオンパッパ |
| 分類 | キジカクシ科ギボウシ属:落葉耐寒性多年草 |
| 原産地 | 日本、東アジア |
| 草丈:株張り | 15~200cm:25~180cm |
| 花径:花色 | 白、紫 |
| 開花時期 | 6~9月 |
| 耐暑性 | 強い |
| 耐寒性 | 強い |
宿根草であるギボウシは、4月頃から地表に芽を出し、地面を葉で覆いつくします。それから冬に至るまでの長い期間、清楚な花の開花と葉色の変化を楽しませてくれます。冬の間は休眠しますが、翌年にはひとまわり大きくなったギボウシに再会できると思えば、それも楽しいお休みの期間となることでしょう。

ボタニ子
ギボウシの名前の由来
ギボウシを漢字で書くと「擬宝珠」となります。名前の由来は、ギボウシのつぼみの形が、橋の柱などの建築物の飾りである擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)に似ていることからつけられたとされています。
ギボウシの花
生育中はどうしても斑入りのカラーリーフに目がいってしまいがちですが、ギボウシは花も美しい植物です。品種にもよりますが、6~9月ごろに大きく広がった葉の間からまっすぐに長い花茎を伸ばし、総状花序の花を咲かせます。また、品種によっては芳香のある花もあります。
ギボウシの葉色
ギボウシの葉は色やサイズもさまざまで、主な系統としては、黄色系、ブルー系、斑入りの品種などがあげられます。群生するギボウシを眺めていると、緑色とはこんなにも種類が多く、表現豊かな色だったということに驚かされることでしょう。カラーリーフとしてほかの植物との相性も抜群ですが、ギボウシの葉色のみで構成された庭の美しさは圧巻です。

ボタニ子
今回ご紹介する、色の系統別ギボウシの一覧です。購入の際の参考になさってください。
| 黄色系 | ファイヤーアイランド |
| ポールスグローリー | |
| キスジ | |
| レインフォレスト・サンライズ | |
| ゴールデンティアラ | |
| 黄色~クリームの覆輪種 | 寒河江(サガエ) |
| リバティ | |
| ハンキーパンキー | |
| フランシス・ウィリアムズ | |
| ワイドブリム | |
| 白の覆輪種 | アルボマルギナータ |
| フランシー | |
| パトリオット | |
| 緑の覆輪種 | カラーフェスティバル |
| ステンドグラス | |
| ジューン | |
| ウンジュラータ | |
| ホイールウィンド | |
| ブルーシャドウ | |
| フォービデンフルーツ | |
| ブルー系 | ブルーマウス・イヤーズ |
| シーボルディアナ・エレガンス | |
| ラブパット | |
| ハルシオン | |
| 長大銀葉(チョウダイギンバ) |

ボタ爺
それでは次のページからギボウシの人気品種の紹介じゃ!まずはインパクトのある黄色系からじゃな!

















































ギボウシの育て方は、こちらの記事でご紹介しています。