オウレン(黄連)にはどんな成分がある?植物の特徴や効果・効能を紹介!

オウレン(黄連)にはどんな成分がある?植物の特徴や効果・効能を紹介!

オウレンについてご紹介します。漢方方剤として「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」や「温清飲(うんせいいん)」などで有名な生薬植物、黄連(オウレン)の効果効能や栽培方法をテキストにしました。かわいらしい小さな花の特徴も合わせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.「黄連(オウレン)」の効用と利用法
  2. 2.原産地と歴史
  3. 3.生薬「オウレン」の効果・効能
  4. 4.オウレンの栽培のしかた
  5. 5.まとめ

「黄連(オウレン)」の効用と利用法

オウレンは3月下旬から4月にかけて開花する、日陰でも生育できる植物です。根や葉などは生薬として古くから人々の生活に有効利用されてきました。今回は生薬と観賞用など数種類のオウレンをご紹介します。

オウレンの基本情報

漢方に使われるオウレンの根は短期促成栽培でも5年、自然では15年くらいでの収穫が理想といわれています。2日ほど乾燥させ、ひげ根を火で炙って落とし再び乾燥させます。漢方は俗に「3年ものが最良」といわれていますが、それはアミノ酸が増えるピークの目安なのだそうです。

植物名 黄連(オウレン)
起源 キンポウゲ科
開花 6月頃
多年草(両性花・雄花あり)
主な分布 北海道南部~本州、四国付近に分布

ちなみに俗にいう『オウレン』は「キクバオウレン」を指した呼び名です。漢方の生薬として使うときに、根が太くなりやすいということでよく栽培される主力品種です。

原産地と歴史

古くから日本の広域に自生しており、近縁種も多く存在します。植物の特徴で言えば、葉っぱのギザギザが菊に似ていることから「キクバオウレン」、芹(セリ)に似ていることから「セリバオウレン」と命名されています。

「牧野図鑑」北隆館刊

出典:筆者撮影

植物図鑑としてこのような「牧野植物図鑑」というものがあります。植物学的な更なる詳細はこちらでどうぞ。また牧野公園は、佐川町出身の植物学者・牧野富太郎博士ゆかりの植物公園です。薬草園も充実しています。

牧野公園・薬草園 佐川町ホームページ

薬として利用され始めたのはいつか

Photo bymac8739

漢方薬として利用され、流通し始めたのは中国産の乾燥黄連が輸入されるようになってからです。日本でも健胃消化の民間療法として、山間部を中心に乾燥根を煎じたものが飲まれていました。

ボタニ子

ボタニ子

次はオウレンの効果や効能について紹介します。

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