はじめに
ぽんぽんのような花が可愛らしいチャイブ。チャイブは料理など日常生活に活用することができるハーブの一種です。それではチャイブはどんなハーブなのか、その特徴を見ていきましょう。
チャイブの基本情報
科目 | ヒガンバナ科ネギ属 |
原産地 | ユーラシア地方 |
開花時期 | 5~7月 |
別名 | チャイブス、セイヨウアサツキ |
チャイブとは?
チャイブの花言葉
— 夢美🎀*˘◡˘* ˚·̩̩̥˚̩̥̩̥*̩̩͙🌸 (@yumemi2288) May 23, 2018
『忠実』『素直』『柔軟性』
ユリ科・ネギ属に分類される多年草のハーブです。ネギやアサツキの仲間。ネギのように中が空洞の葉っぱを地際から伸ばし、草丈は20~30cmほどに生長。この葉っぱの部分を食べて楽しみます。 pic.twitter.com/kBT1qeEvzq
葉ネギのようにも見えるチャイブはユーラシア地方が原産です。涼しい環境を好む一方、暑さは苦手な植物です。発育旺盛で葉がどんどん伸びていくので、根を抜かなければ繰り返し収穫をすることができます。
どんなにおいがする?
チャイブはネギのようなにおいがします。ネギよりはマイルドなにおいなので、チャイブのほうが食べやすいと感じることもあります。味もネギに似ていますが、辛味が弱いので子どもでも食べることができます。
チャイブの花
チャイブは5~7月に薄い紫色の花を咲かせます。花が丸い形に見えるのは、葉の先端に小さなつぼみがたくさん集まっているためです。花はエディブルフラワーとして、サラダなどの彩りに使うことができます。そのほかにもドライフラワーなど観賞用としても楽しむことができますよ。
エディブルフラワーとは
食用として使う植物の花のことをエディブルフラワーといいます。近年「食べられる花」として注目されており、ナスタチウムやバラなど豊富な種類が楽しめます。食べる以外にも、食事に華を添えるために使うこともあります。
チャイブの栄養素
チャイブにはビタミンや鉄カルシウムなど多くの栄養素が含まれています。血流を整えてくれたり、疲労回復にも効果があります。葉酸も含まれているので、とくに女性におすすめの植物です。
葉酸とは?
葉酸はビタミンB群のひとつです。DNAなどの合成にも重要な栄養素で、妊娠中の細胞分裂を助ける働きがあります。女性の生理周期を整えたり、肌荒れを防いでくれる効果もあるので、葉酸は女性の強い味方といえます。
ボタニ子
次のページよりチャイブの育て方を紹介します。チャイブは育てやすくガーデニングにもぴったりなハーブですよ。