サンビタリアとは?特徴や水やり・肥料などの基本的な育て方を解説!

サンビタリアとは?特徴や水やり・肥料などの基本的な育て方を解説!

サンビタリアをご存知でしょうか?キク科の小さな匍匐生の植物で、黄色い2cm前後の花をたくさん咲かせます。夏の花壇や寄せ植えで見かけたことがある方も多いかもしれません。サンビタリアの特徴、基本的な育て方、増やし方などをご紹介しますので、ぜひ育ててみてくださいね。

記事の目次

  1. 1.サンビタリアとは?
  2. 2.サンビタリアの特徴
  3. 3.サンビタリアの育て方①購入から植え付けまで
  4. 4.サンビタリアの育て方②水と肥料の与え方
  5. 5.サンビタリアの育て方③剪定方法
  6. 6.サンビタリアの育て方④増やし方と栽培の注意点
  7. 7.まとめ

サンビタリアの育て方②水と肥料の与え方

適度な水やり

出典:PhotoAC

地植えなら水やりはほとんど必要ありません。しかし、乾燥が続いて萎れそうになっていたら、たっぷり与えましょう。鉢やプランターの場合は、土の表面が乾燥したら、底から流れ出るくらい与えます。夏場は水分が蒸発しやすいのでより頻繁に与える必要が出てくるでしょう。

水を頻繁に与えすぎて過湿にしないように気をつけてくださいね。

肥料は与えすぎず適度に

元肥が切れる頃から追肥を与え始めます。多肥はあまり好みませんが、旺盛に生育している時期は1ヶ月に2〜3回、リン酸を十分含んだ液肥を与えましょう。高温多湿でなどで弱っている時は控えます。また、株元に置くタイプの肥料を使用すれば水を与えるたびに栄養が溶け出すので、液肥を希釈する手間が減って便利です。

サンビタリアの育て方③剪定方法

Photo byBru-nO

花の最盛期が過ぎたように感じたら、一回りから二回りほど小さく剪定(切り戻し)をしてあげると、脇芽が育って再びたくさんの花が咲くようになります。切った直後は質素な姿になってしまいますが、生育期ならすぐに蕾をつけるようになるでしょう。また、サンビタリアにとって過酷な梅雨の時期も、切り戻して風通しを良くしてあげると、高温多湿を乗り超えやすくなります。

花がらはこまめに摘む

咲き終わった花は腐って周りの葉を傷めたり、種を作って株の体力を消耗してしまうことがあるので、花がらはこまめに摘んでおきましょう。

サンビタリアの育て方④増やし方と栽培の注意点

フリー写真素材ぱくたそ

サンビタリアの増やし方の一つに挿し芽があります。時期は梅雨や猛暑を避け、温暖で株が元気な時を選ぶと成功率が上がります。挿し芽は必ず成功するとは限らないので、枝はすこし多めに用意しましょう。もう一つの増やし方として、あえて花がらを残しておけば種を採種することもできます。増やすつもりがなくても花がらを取り忘れていると、こぼれ種が自然に発芽して育つこともあります。

挿し芽のコツ

なるべく勢いのある枝を選び、3節ほど残して切ります。下葉は切ってしまってもかまいません。小さめのポットやトレーなどに種まき専用の土か、小粒の赤玉土などの清潔な用土を入れて枝を挿し、直射日光の当たらない場所に置いて水やりをしながら根が生えるのを待ちます。しっかり根付いて新芽が成長するようになったら、根鉢を崩さずに丁寧に定植しましょう。メネデールなどの発根促進剤を使用すると、より成功率が上がります。

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植え替えの注意

サンビタリアは根が弱いため、植え替えはできるだけ避けたほうがよいでしょう。苗を定植するための植え替えは仕方ないのですが、この時も根を傷つけないように十分気をつけます。種を直播きして最後まで同じ場所で栽培すれば、根を傷める可能性がないのでもっとも理想的ですが、種の入手はやや難しいようです。

まとめ

Photo byjp26jp

サンビタリアは基本的には丈夫で手入れの簡単な植物です。黄色いビタミンカラーの小花がたくさん開花して広がっていく姿は可愛らしく、華やかな花壇や寄せ植えを作る助けになりますし、単独でも美しい鉢植えができます。春先に園芸店に立ち寄ったときは、ぜひサンビタリアを探してみてくださいね。

hollyhook
ライター

hollyhook

プランター でお花と野菜の栽培を楽しんでいます。

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