エンジェルトランペットとは?毒性があるって本当?特徴や育て方を紹介!

エンジェルトランペットとは?毒性があるって本当?特徴や育て方を紹介!

きれいな花を咲かせることで人気のあるエンジェルトランペットですが、どういった性質があるかはあまり知られていません。しかし、性質を把握していなければ危険な部分もあるのがエンジェルトランペットなのです。今回は、エンジェルトランペットがどんな植物なのかを紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.エンジェルトランペットとは
  3. 3.エンジェルトランペットの育て方
  4. 4.注意点
  5. 5.まとめ

はじめに

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春先から秋にかけて見られるきれいな花として、エンジェルトランペットがあります。下向きに咲く花であり、観賞用として多くの人に親しまれている花ですが、実は意外な秘密があるのです。今回は、エンジェルトランペットについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

エンジェルトランペットとは

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正式名称はキダチチョウセンアサガオであり、さまざまな色の仲間がいるのも特徴である植物がエンジェルトランペットです。身近に咲いていることが多い花ですが、実際にどんな花なのかはあまり知られていません。

きれいだか毒性がある

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昔からきれいな花には毒があるといわれるように、エンジェルトランペットにも実は毒性が強いという特徴があります。葉や花、汁などに成分が含まれており、触れたり口に入ると、幻覚・認知機能低下・異常行動などの症状があります。強い毒性により、最悪の場合は呼吸停止などにも陥る危険性があるので、むやみに触らないでください。

熱帯植物だが暑さ耐性は普通

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アメリカの熱帯地域を原産地とするエンジェルトランペットですが、高地に咲いているため暑さ耐性はそこまで高くはありません。そのため、夏の暑い時期に手入れを怠ると枯れることもあるのです。しかし、手入れさえしっかりと行えば花を長い期間楽しめます。育てるときは、日頃の手入れをこまめに行ってみてください。

エンジェルトランペットの花言葉と誕生花

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毒性のある植物らしく、花言葉には相応のものがあります。エンジェルトランペットの花言葉は「愛敬・変装・偽りの魅力・あなたを酔わせる」などです。由来は定かではありませんが、きれいな花には毒があるをそのまま表す花言葉といえるでしょう。また、誕生花は「8月9日・16日、9月4日、10月23日」となっており、開花時期の長さに合ったものとなっています。

冬越しは得意

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熱帯地域が原産地ですが、高地に咲くため、冬越しは比較的得意です。しかし、あくまで根の部分が冬越しするだけで、花自体は1度全て枯れてしまいます。そのため、花を楽しめる期間は決まっています。根が残っている限り、開花時期がくれば再び花を楽しめますよ。

エンジェルトランペットの開花時期

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開花時期は他の花と比べても長く、5月から11月の間となっています。そのため、花を長く楽しめるのがエンジェルトランペットの特徴です。大きくきれいな花を咲かせるので、長い期間楽しめるのは大きなメリットですね。その分、手入れを怠ると枯れるのも早いため、大切に育てましょう。

エンジェルトランペットの育て方

毒性を持つエンジェルトランペットですが、正しく育てれば観賞用として重宝する植物でもあります。ここからは、育て方を詳しく紹介するので、育てる際の参考にしてくださいね。

育て方①庭植と鉢植え

まずは、どこで育てるのかを決めていきます。エンジェルトランペットは株が大きく育ち、草丈もかなり高くなる植物です。そのため、安定して育てるなら庭植えするのがよいです。鉢植えでも育てられますが、倒れやすくなるため支柱などでしっかりと支える必要が出てきます。また、株が鉢植えに合わなくなることも多いため、注意してください。

育て方②適した土

育てる際に選ぶ土は基本的に何でもよいです。しかし、確実に育てたいなら土地が肥えている方がよいでしょう。肥えた土がない場合、市販の肥料を与えるなどして土壌を作ってください。また、育てる過程で肥料をしっかりと与えれば、土は自然と肥えてくるので、気長に試してみましょう。

育て方③肥料

肥えた土を作ることも重要ですが、継続して肥料を与えることも重要です。特に、エンジェルトランペットは肥料を与えなければ花が枯れることが多い植物です。これは、開花時期が長いことにより栄養を多く必要とするためで、栄養が足りなくなれば当然花は枯れます。置き型の肥料や液体肥料なら与えやすいので、常に意識して与えてください。

ボタニ子

ボタニ子

次のページからは「育て方④水やり」を紹介します。

育て方④水やり

開花時期に関しては、水やりをこまめに行う必要があります。水やりを怠ると水分が足りなくなって枯れる可能性が高いため、少し多めにあげるくらいで様子をみておきましょう。また、開花時期を過ぎると水はそこまで必要なくなりますが、あまりにも水やりをしなければ発育に影響を与えるため、土が多少乾いてきたら水やりをしてください。

育て方⑤増やし方

少しでも数を増やしたいという人は、挿し木で増やすと効率がよいです。花が咲いていない若い枝を切って、挿す側の葉を取り除いて土に挿しておけば、比較的簡単に数を増やせます。植え付けなどの増やし方もありますが、挿し木の方が簡単です。また、2年に1度は株分けと同時に植え替えしておくと、安定して育てることができます。

育て方⑥手入れ方法

育てるのはそこまで難しくないですが、その後の手入れを怠ってしまうのはあまりよくないです。特に、開花時期が長いエンジェルトランペットは手入れをしなければすぐに枯れることもあるため、常に水やりと肥料を与えるようにしてください。また、日をよく当てることも重要なので、定期的に様子をみておきましょう。

育て方⑦剪定

開花時期が過ぎたら、株を元の部分から剪定しておきましょう。剪定しておくと、次の開花時期に回す栄養を節約できるだけでなく、全体の形状を整えることもできます。しっかりと剪定しておけば、それだけきれいな花が咲きやすいです。タイミングは開花時期の終了時と開花前なので、忘れずに行ってください。

育て方⑧日当たり

うまく育てたいなら、日当たりには気を使っておきましょう。開花時期は特に日当たりのよい場所を好むため、庭植えなら日に当たりやすい場所、鉢植えなら日当たりを見て移動させるようにしてください。しかし、強風に当たると落葉しやすくなるので、こちらも注意しておきましょう。落葉したエンジェルトランペットは魅力が半減するので要注意です。

注意点

観賞用として人気のあるエンジェルトランペットですが、先程も紹介したように毒性があります。そのため、取扱いを間違えると危険です。ここからは、注意点をいくつか紹介します。

不用意に触らない

毒性のある植物のほとんどにいえますが、不用意に触らないようにしましょう。特に、エンジェルトランペットは花・茎・根のすべてに毒性があるとされています。そのため、育てる場合も肌に直接触れないように手袋が必須です。また軽い毒ではなく、人体にかなりの悪影響を及ぼす毒があるので、自分はもちろん第三者にも触れさせないようにしてください。

汁は絶対に口に入れない

触らないことが前提ですが、育てているうちにどうしても触れてしまうことはあります。大抵は洗えばよいですが、茎の汁などは絶対に口に入らないようにしてください。報告されている症状は、錯乱状態などが多いですが、最悪の場合は死に至ることもあります。また、目に入ると失明する可能性もあるので、取扱いには注意しましょう。

体調が悪くなったらすぐに治療する

いくら注意していても、毒が体に悪影響を及ぼすことはあります。もし、エンジェルトランペットを取り扱っている間に体調が悪くなっったら、すぐに病院で治療を受けるようにしてください。症状は人それぞれ違いがあり、中にはそこまで気にすることがない場合もあります。しかし、後で深刻な状況になることも十分考えられるので、心配なら病院に行くようにしてくださいね。

まとめ

きれいな花が咲き、人気の高いエンジェルトランペットについて紹介しました。しかし、紹介したように毒性もある植物なので、取扱いには十分注意する必要があります。しかし、きれいな花には毒があるものなので、しっかり注意して取り扱ってみてください。

kenimamebo
ライター

kenimamebo

植物に関する記事を書いています。少しでも多くの情報を発信していくので、参考にしてみてください。

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