アズーロコンパクトの特徴と育て方!切り戻し時期や方法など管理のコツは?

アズーロコンパクトの特徴と育て方!切り戻し時期や方法など管理のコツは?

アズーロコンパクトはサントリーが品種改良した植物で元はロベリアという花です。ロベリアの仲間は夏越しが難しい品種でしたが、サントリーの研究開発でアズーロコンパクトは夏越えしやすくなりました。小さくて優しい印象のアズーロコンパクトの育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アズーロコンパクトとは
  2. 2.アズーロコンパクトの育て方
  3. 3.アズーロコンパクトの管理のコツ
  4. 4.まとめ

アズーロコンパクトとは

Photo by NakaoSodanshitsu

アローズコンパクトはサントリーがロベリアのエリヌス種を品種改良して作った植物です。6種類あり「スカイブルー」「ウルトラマリン」「ブルーウィズアイ」の3種類がブルー系「ラベンダーシャワー」「ピンク」がピンク紫系「スノーホワイトスノー」が白です。サントリーでしか販売していないので出回っていません。サントリーフラワーのホームページから購入可能です。

ボタニ子

ボタニ子

もちろんロベリアは普通に買えるんだけど、アズーロコンパクトとは花つきが違うっていう人もいるわ。

アズーロコンパクトの基本情報

Photo by jylcat

学名 lobelia
科属 キキョウ科ロベリア属
原産国 南アフリカ
草丈 15cm~25cm
1.5cm~2cm
株張り 40cm~60cm
耐暑性 ある
耐湿性 弱い
耐陰性 弱い
耐寒性 弱い

アズーロコンパクトの特徴

Photo by 阿橋花譜 KHQ Flower Guide

アズーロコンパクトは1年草として扱われています。原種のエリヌス種が1年草だからですが、秋から冬にかけて室内の暖かい場所で上手に管理すると冬越えできるでしょう。ロベリアは200種以上あるといわれ、バリダ種を原種に品種改良されたものは多年草として扱われています。アローズコンパクトは蝶のような可憐な花をたくさん咲かせる優しい印象の植物です。

アズーロコンパクトの育て方

Photo by NakaoSodanshitsu

アズーロコンパクトは通常のロベリアよりも育てやすく、初心者でも安心してチャレンジできます。開花時期は夏をのぞいて4月~10月と長いので、水やりや肥料のあげ方などのコツをつかめばふんわりとして優しい花を楽しめるでしょう。普通のロベリアよりも夏越しがかんたんですが、蒸れに弱いので、風通しのよい場所で育てます。育て方のコツをご紹介しましょう。

育て方①植え付け

Photo bysecondtruth

アズーロコンパクトの花苗の植え付けは3月~5月です。植木鉢の底に鉢底ネットをしき、鉢底石を2cm~3cmいれます。ポットから花苗をとりだし植木鉢に植え付けて用土をたしましょう。用土は市販の草花用のもので大丈夫です。自作するときは赤玉土6に腐葉土4で緩効性化成肥料を混ぜます。ポットの土と植木鉢の土が同じ高さになるようにしましょう。

ボタニ子

ボタニ子

花苗を植え付けてから1週間くらいは、毎日たっぷり水やりしてね。花苗の土と植木鉢の用土がまざって、根が張りやすくなるわ。

育て方②水やり

Photo byBlackyfedora

アズーロコンパクトの水やりは土が乾いてからたっぷりします。鉢底から水が流れ出るくらいです。やや乾かし気味がよいでしょう。春や秋は晴れた日の朝に水やりします。夏は蒸発が多くて水切れをおこしやすいので朝夕の2回水やりしましょう。夜は蒸れやすくなるので避けてください。葉や花に当たらないように土に直接水やりします。雨に当たらない場所がよいでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

鉢を持ったときに、軽いなって思ったら水やりのタイミングね。最初わからなくても毎日観察してるとわかるようになるわ。

育て方③肥料

Photo by salchuiwt

アズーロコンパクトは肥料を切らすと花数が少なくなります。最初は培養土に肥料が含まれていますがそれだけでは足りなくなるでしょう。1週間に1回、水やりのタイミングで液肥をあげてください。肥料が切れると花が減ります。7月~8月は休息期にはいるので、肥料はいりません。肥料は花のためにあげるものなので、やりすぎると株をいためる原因になります。

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アズーロコンパクトの管理のコツ

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