イラクサとは?見分け方や刺さった時の対処法を紹介!食用にもなる?

イラクサとは?見分け方や刺さった時の対処法を紹介!食用にもなる?

野山やちょっとした茂みに入ると必ず群生している植物がイラクサです。葉にあるトゲには毒性があってあまり好まれないイメージのイラクサですが、実はたくさんの効用があり人々の生活とも関わってきました。今回はそんなイラクサの特集です。

記事の目次

  1. 1.イラクサとは?
  2. 2.イラクサの特徴
  3. 3.イラクサの種類
  4. 4.イラクサの栽培
  5. 5.イラクサの利用価値
  6. 6.イラクサの注意点
  7. 7.まとめ

イラクサの注意点

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イラクサは自然の中で自生する植物なので、たとえば登山やハイキングなどに出かけた際に頻繁に見かけることがあります。何気なく触れるとその毒性にかぶれてしまったりかゆみを覚えることがあるので、その際にどのような点に注意をして対処したらよいのでしょうか?ここでは、イラクサを取り扱う際の注意点をご紹介します。もしイラクサに触ってしまったらこんな対処をしてみましょう。

かゆみや痛みを引き起こす

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イラクサは、「かいかい草」という別名も付けられているほどに、茎や葉のトゲトゲの部分に触れてしまうと痛みやかゆみ、痺れを生じてしまうことがあります。そのトゲには、ヒスタミンやセロトニンといった物質が含まれています。それが人体に炎症を起こしている原因です。これはイラクサが自然の中で動物たちに食用にさらないため、徐々に進化した結果だとされています。

イラクサの対処方法

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山などに行って毒性のある即物に触れたら、その対処方法の基本としては「洗浄」です。きれいな水で患部を洗い流すというのは、必ず最初に行うべき対処だと心得ておきましょう。ただしイラクサの場合、先述したように茎や葉に細かいトゲがあり、それが刺さって痛みやかゆみ、痺れを引き起こしているため、トゲを患部から抜いて洗うという対処をしておきましょう。

洗浄したら塗り薬をつける

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イラクサにかぶれた場合、患部を洗浄して抗ヒスタミン成分を含んだステロイド系軟膏を塗るとよいでしょう。その後患部を冷やしておくとより効果的です。掻いてひっかかないように注意しましょう。また薬がない時に台所にあるもので対処もできます。ヴィネガーをコットンに浸して当てたり、重曹があれば水に溶かしクリーム状にし塗る方法もあります。

イラクサへの予防策

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イラクサへの最大の対処策は、とにかくむやみに触れないように工夫することにつきます。登山やハイキングなどで奥深い森林へ行く場合は、長そで長ズボンを着用し意図的に触らないようにするというのが予防方法です。特に子供は注意が必要です。肌も薄くて弱いので、イラクサのトゲで炎症を起こしやすいので、あらかじめ予防を心得させることが大切です。

まとめ

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イラクサはどこにでも群生する植物なので普段から気にかけないものです。しかしその特徴や種類も個性的で葉や実は食用として利用されています。豊富な栄養が期待できることが分かっていて、昔から利用価値の高い植物としてもてはやされてきました。直接触れないように気をつけて扱えば、その特徴をふんだんに活用できる草花の一つです。

kuritch
ライター

kuritch

オールマイティに書いております。

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