ツマトリソウってどんな植物?特徴・似た花との違いや育て方をご紹介!

ツマトリソウってどんな植物?特徴・似た花との違いや育て方をご紹介!

ツマトリソウという花をご存知ですか?白く可憐な花であるツマトリソウは、山の高地に咲く野草です。とても小さな花ですが、花弁の形が洗練されていて美しく、知る人ぞ知る人気の山野草です。この記事では、そんなツマトリソウの特徴や似た花との違い、育て方などを紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ツマトリソウとは?
  3. 3.似た花との違い
  4. 4.ツマトリソウの育て方
  5. 5.ツマトリソウの増やし方
  6. 6.まとめ

ツマトリソウの育て方

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ボタニ子

ボタニ子

ツマトリソウって家でも育てられるのかな?

ここからはツマトリソウの育て方を紹介します。ツマトリソウは山の高い場所に生える高山植物です。そのため、一般的な観賞用の草花を育てる場合に比べて、栽培が難しい草花といえるでしょう。土の種類や水やりの頻度、日当たり、肥料の種類など、どの要素をとっても細やかな管理が必要です。

育て方①水やり

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ボタニ子

ボタニ子

水やりの頻度や、鉢の置き場所はどうしたらいいの?

春は日当たりと風通しが共によい場所に鉢を置き、花が開く初夏から夏にかけては、半日蔭に安置し育てます。1年を通して季節にかかわらず、土が乾き過ぎないように水やりを忘れないことが大切です。ただし、水やりの頻度が多くなりすぎないよう配慮しましょう。

育て方②肥料

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ボタニ子

ボタニ子

水やりは大切だけど、あげすぎはダメなのね!肥料もこだわったほうがいいのかな?

ツマトリソウの場合、肥料は固形肥料ではなく、液体肥料を使うことが推奨されています。ただし、液体肥料は濃度が濃すぎると植物に負担をかけてしまう場合も多いため、希釈してから土にまきます。そのとき、用法容量を守って水で薄めることが大切です。頻度は月に2~3回程度を目安とします。液体肥料は効果が長期間持続しないため、継続して与えましょう。

育て方③植え替え

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ボタニ子

ボタニ子

土の管理が大切なんだね!定期的に植替えとかもしたほうがいいのかな?

植替えは2年に1度、春頃が適しています。硬質赤玉土と硬質鹿沼土を混ぜた混合の土などで植替えます。赤玉土は弱酸性の性質を持っており、どの植物とも相性がよい土です。また鹿沼土はスポンジに似た形状をしており、保水や排水に優れている土のため、これら2種類を組み合わせることによってバランスの取れた土となります。
 

ツマトリソウの増やし方

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ツマトリソウの育て方を紹介したところで、次は増やし方を見ていきましょう。

株分けの方法

ツマトリソウの増やし方には「株分け」という方法があります。株分けは、植物を土から取り出し、分割するという手法です。まず、根を傷つけないように慎重に土から取り出します。根についた土は丁寧に振り落とし、すでに株が分かれていればそのまま手で分けます。もし分かれていなければ、ハサミなどで切り分けましょう。

この作業をするとき、傷んでいる根は切り落としておくのがよいでしょう。株分けができたら、根を優しく広げながら、それぞれの新しい鉢などに植替えていきましょう。株分けは植物にとってストレスが大きい作業になるため、植替え後は安定するまで、細心の注意をはらいます。

株分けの時期

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株分けは、植替えのシーズンに行うのがよいとされています。ツマトリソウの場合は、春がベストシーズンといえるでしょう。

まとめ

かわいらしくも清廉な「ツマトリソウ」について、育て方や増やし方を紹介しました。山の上に自生する草花のため、普段の生活のなかで見ることは滅多にないかもしれません。しかし、その魅力からも知る人ぞ知る人気の花であり、自宅で栽培することも可能です。見かけた際には、ぜひ参考にしてみてください。

山田 葵
ライター

山田 葵

旅行、雑貨、動物が大好き。最近はお餅の食べ過ぎでダイエット中。

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