ノハナショウブとは?特徴や育て方を紹介!ハナショウブとの違いは?

ノハナショウブとは?特徴や育て方を紹介!ハナショウブとの違いは?

初夏に美しい花を咲かせるノハナショウブをご存知でしょうか。ノハナショウブはハナショウブと深く関係します。また、アヤメやカキツバタとよく似ていますが違う花です。本記事では、ノハナショウブの特徴や似た花との違い、育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ノハナショウブとは
  2. 2.ハナショウブとの違いは
  3. 3.ノハナショウブの仲間
  4. 4.ノハナショウブの育て方
  5. 5.まとめ

ノハナショウブの育て方

出典:写真AC

最後に、魅力的なノハナショウブを手元に置いて栽培する方法を見ていきましょう。もともとノハナショウブは野山に見られる植物で、丈夫で栽培しやすいものです。しかし、丈夫とはいえノハナショウブの栽培にはいくつかの大切なコツがあります。より元気に育てるためにも覚えておきましょう。

育て方①置き場所

ノハナショウブは年間を通して屋外の通気と日当たりのよい場所を好みます。ノハナショウブは好む場所に置きましょう。ノハナショウブは暑さと寒さにも強い植物ですが、急激な温度の変化は傷む原因にもなるため避けてください。コンクリートなどの上に直置きせず、すのこや台の上に置いてあげましょう。

育て方②水やり

ノハナショウブは湿地など湿り気を好む場所に育つ植物です。常に鉢の中が湿り気を持っているようにしましょう。ノハナショウブは乾燥してしまうとその後の生育に影響が出るため、乾いたらたっぷり水をあげます。浅い受け皿に2cmぐらい水を入れて鉢を浸ける「腰水」をしてあげるのも一つの方法です。

育て方③肥料

出典:写真AC

肥料は夏から秋にかけてのノハナショウブの生育期間に与えます。有機肥料、化成肥料どちらでも有効です。株元にノハナショウブの葉に張りが出てくるまで与えると、毎年、大きな花をつける強健な株に育てられます。また、花の後は必ず花がらを根元から摘み取り、栄養が結実した実に行かないようにしましょう。

育て方④植え替え

ノハナショウブは毎年植え替えます。適した時期は、開花期かその直後の6月~7月です。ノハナショウブは根がよく発達する植物で、一回り大きな鉢に植え替えます。用土は入手しやすいもので、赤玉土にピートモスか、バーミキュライトを混ぜたものが扱いやすいです。ノハナショウブを鉢から抜き出し、根をほぐし、一回り大きな鉢に植え替えます。

増やし方

ノハナショウブは主に株分けで増やせます。ノハナショウブが4芽以上になって、株が大きくなったと感じた場合が、株分けの目安です。植え替え時にチェックしましょう。

株分けの手順

葉を半分くらいにカットし、鉢から抜いて根茎を手やハサミで1芽~3芽くらいに分けましょう。鉢の片方に土を盛り、腐らないように浅植えします。このとき、芽が伸びていく方向にスペースがあいているように注意しましょう。

まとめ

出典:写真AC

ノハナショウブは、野に咲く花のシンプルで力強い美しさを持っています。ノハナショウブからハナショウブが作られ、さまざまな花が見られるようになりました。栽培にあたっては、日当たりのよい場所に置くこと、用土を乾燥させないこと、毎年植え替えることに気をつけてください。もちろん、ハナショウブも同様の方法で栽培できます。

ひのきのぼう
ライター

ひのきのぼう

植物を愛するさすらい人です。自宅でも様々な植物を栽培しています。

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